I believe you.

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光side









俺達の会話のように、叔母さんの耳に届いて無ければいい。







そう思ったけど、その願いはあっけなく砕け散った。







叔母さんがこっちへ近づいてくる。









山「...っ 光くん！早く立って！」



光「...うん！」









隠れるのを辞め、走って逃げようとした。






ちらっと叔母さんを見ると、何かをこっちに向かって投げようとしていた。







咄嗟に山田を地面に押さえつけて、俺も同じように地面に伏せる。









俺達の目の前の木に刺さったのはナイフ。









山「いやいや...。」



光「今のうちに逃げよう！」








そう言って山田の手を引っ張って逃げようとした。









叔「いやぁぁぁぁぁぁぁ！！」








断末魔のような、叔母さんの叫び声。









叔「虫！！いやぁっ 誰か取ってぇ！！」









そう言って体を掻き毟る叔母さん。









俺達は訳もわからず呆然とする。









それからの展開は早かった。







どこからともなく警察が来たと思ったらあっという間に叔母さんをパトカーに乗せて行った。








そして叔母さんが乗る前のパトカーから飛び出してきたやぶといのちゃんに引くぐらい心配された。









家に帰ってからもあまりにも遅い俺たちを心配していたらしい5人に何があったのか問い詰められ、一部始終を話すとまた心配されたりと、とにかく心配されまくった。









そして顔色が悪いやらクマがすごいやらで無理やり寝かしつけられ、今日はお開きになった。









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