I believe you.

ボディーガード【癒芽李さんリクエスト】 ページ34

中島side






中「ふぁーあ、ねむ...。」






今日は日直で、いろいろとしないといけない事があるからいつもより早めに学校に来た。





だけどさっきから欠伸がこらえ切れないほど出る。







帰ったら昼寝しようかな...。







そう思って靴箱でスリッパに履き替えようとしたら、複数の足音が聞こえた。







男1「そういえばさ、春に3年に転校生来たじゃん？」


男2「ああ、八乙女先輩だっけ？」


男1「そうそう！」


男3「その先輩なら知ってる！男らしいけどかわいいって有名だよな！」







.....ん？







男1「そう！俺この前廊下ですれ違ったんだけどさ.....超いい匂いした。」


男2「お前まじかよ...そっちが好きなのかよ。」


男1「いやちげぇよ！！お前見たことないからそう言えるんだって！」


男3「八乙女先輩って結構男にモテてるよな。
でもすげぇ鈍感らしいじゃん？」


男1「そうだよ、山下なんか『もう俺告ってくる！』って言ったと思ったら『天然すぎて伝わらなかった』って言って帰ってきたんだぜ？」


男2「へー、告られても気づかない人ってほんとにいるんだ。」


男1「いや俺も漫画の世界だけだと思ってた。」


男3「んじゃ今日その八乙女先輩見に行かね？
お前も俺達のこと馬鹿に出来なくなるぜ？」


男2「おお笑 行ってやろうじゃねぇか。」








ぱたぱたと、足音が遠ざかって行った。







.......八乙女さーん。



なんですかこれは。








とりあえずみんなに知らせないと。







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