信じたい。信じたくない。２

ありがとう ページ14

光side


ちりんちりーん...



光「いらっしゃいませー...って、また来たの？」


伊「何その言い方ー。ひどーい。」


薮「ひかさんひどーい。」


あの日から、薮といのちゃんがよくカフェに来るようになった。


口ではこんな事言ってるけど、実際凄く嬉しい。


光「はいはい。席はいつものとこでいいでしょ。」


伊「いーよー。」


薮「あ、店長さん。お騒がせします。」


店「はいよ。どんどん騒いじゃって 笑」


この2人も店長に気に入られたみたいで、よくケーキとかサービスしてもらってる。


薮「そういえば今日大ちゃん達来るの？」


光「さぁ...。知らないけど来るんじゃない？」


ちりんちりーん...


伊「あ。噂をすれば。」


大「あーー！！薮ちゃんといのちゃんがいるー！」


来ていきなりの大声。


お客さんが来たらやめてよ。ほんと。


知「よく来るね。暇なの？」


薮「お互い様だろーが。」


みんなよくここに来て話してるうちに打ち解けあったみたいで、いつの間にか「薮ちゃん」とか「いのちゃん」って呼んでて、仲良くしてるみたい。


光「みんないつものでいーのー？」


8人「尾っ慧ー！」


ごめん。そんなつもりで言ったんじゃなかったんだけど。


つかなにその団結力。


俺は呆れながらも、この時間に幸せを感じてる分、あいつらと一緒だなって思って静かに微笑んだ。






母さん。俺は今、幸せだよ。


いつも笑顔でいるよ。



母さんとの最後の約束、この人たちといると守れる気がする。



伊「ほらひかる働けー！」


光「わぁってるよ！」









光「...ありがとう。」



母さんと、みんなに向けて言った言葉。


ぼそっと言ったからみんなには届いてないだろうけど。



みんなを信じてほんとに良かった。


心から、そう思う。




END

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..


信じたい。信じたくない。完結しましたー！


途中からどうしたらいいかわからなくなって無理矢理な所もあるんですが、どうか目を瞑ってください(´-ω-｀)



リクエスト募集します！


・この話の設定でお願いします。
・季節は問いません。
・話の内容はできるだけ詳しくお願いします。


以上3点で、よろしくおねがいします。


リクエストが来たらなるべくすぐ書こうと思いますが、遅くなる場合もあります。

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