信じたい。信じたくない。２

目覚め ページ1

光side


あれ...


光「ここ...どこだ...？」



目が覚めるといつもと違う景色。


知らない天井。


知らない家具。


知らない部屋。


知らないベッド。



光「俺...バイト行ってたはず...。」


そうだ。


やぶがカフェに来て逃げたんだ。


そんで気を失っちゃって...って


光「だっせぇ...。」


ってゆーか、やぶ怒ってないかな。


いや、それ以前に嫌われてるんだった。



光「つか今何時...4時！？」


朝の4時じゃないよ。夕方の4時。


学校...は終わってるか。ってかバイト行かないと！




とりあえず寝室から出る。


光「つーかこの服誰の？ちょっと大きい...。」


シワになっちゃいけないからか、俺はスウェットを着ていた。


俺の制服...あ、あった。カバンも。


光「なにこれ、手紙？」


制服の上にメモみたいなのが置いてあった。



『ひかるくんへ


学校に行ってきます。

起きたら勝手にシャワーとか
浴びてていいよ。

バイトには俺から言っとくから
今日は休んでね。

あと、勝手に帰らないこと！

俺が帰るまで待ってて！


高木雄也』



光「�睫擇�んか...。」


迷惑かけちゃったな...。


バイトも休めって...。



光「とりあえずシャワー浴びよ。」



特にすることもないし、風呂に入ってないのは気になるから、俺はお言葉に甘えてシャワーを借りることにした。

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