信じたい。信じたくない。

気まづい ページ18

光side


光「あ、おはようございますっ」


叔母「...。」


叔母さんは昨日と同様、何も言わずに席に座って食べ始める。


どうしよう...。俺も一緒に食べていいのかな...。


でも断られたらな...。


俺がもんもんとそんなことを考えていると、叔母さんが食べ終わったみたいで立ち上がった。


皿の上はやっぱり半分くらい残ってる。


光「あ、あの、量って...」


多いですか。 そう聞こうとしたけど、叔母さんはもういなかった。


昼はもう少し減らそう。


そう思って、俺は冷めてしまった味噌汁をすすった。





コンコン

光「すいません。学校に転入手続きしに行ってきますね。」


叔母「...。」


叔母さんの部屋の前でそう言ったけど返事はない。


これからもずっとこうなのかな。


気まづいな...。


俺はそう思いながら家をあとにした。


転入手続きと言っても、保護者がしないといけないことは終わっている。


今日は顔合わせとかそんな感じだろう。


光「ここか...。」


さくっと終わらせて早く病院に行こう。


掃除もしないといけないし、やることは山積みだ。







光「では、来週からよろしくお願いします。」


先「あぁ。よろしく。」


先生に軽く挨拶をして学校を出る。


ここは学ランらしいから制服は買わなくていいらしい。


前も学ランでよかった。


光「よし！買い物いこ！」


買い物行ってから掃除しよう！


そう思って俺はスーパーへ向かった。

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