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ドゴオォ……ドカッ
静雄は、男に向かって標識を投げつけたところ男は腰が抜けたのか、座り込んでしまった。
静雄「………。」
一澄「さっさと払えば、こんなことにならなかったのにー」
一澄は、静雄のそばに駆け寄りそう言った。
男「ひっひいいぃぃぃ!?ばっ化け物!」
ブチッ
一澄の中で、何かが切れた音がした。
一澄は、男の胸ぐらを掴んだ。
一澄「おい、おっさん。今、『化け物』って言ったよな。金も払えない奴がいきがってんじゃねぇーよ。ちゅーか、金払え。」
男「ヒッ!」
一澄が男に脅迫?をしている時に、トムは差し押さえるものがないかと男の部屋にいた。
トム「うーん。これぐらいかな?」
男の部屋にあったのは、ほとんどが金属製でできたものだった。
トム「おーい、静雄ー、一澄ー来てくれー。」
静雄「うっす。」
一澄「いえっさー」
二人は、男を放置してトムのところへ行った。
トム「これを売りに行くぞ。」
一澄「高●質店?」
静雄「高●質店………」
トム「そう、高●質店だ。……よし、行くべ。」
一澄「おー!」
静雄「何でそんなに嬉しそうなんだ?」
静雄が、テンションの高い一澄に言った。
一澄「え?だって、運がよければあの黄色い鳥に会えるかもしれないんだよ?」
静雄「黄色い鳥に………!」
そんな話をしている二人をトムは、父親のような目で見ていた。
カランカラン
定員「いらっしゃいませー」
三人は、高●質店に来た。
一澄「ねぇねぇ、おねーさん。」
定員「?なぁに僕?」
一澄「物を売るところってどこにあるの?」
一澄が、定員に言った。
定員「三階にあるよ。」
一澄「ありがと、おねーさん!」
一澄は、店員にお礼をすると二人の所へ駆け出していった。
〜〜三階〜〜
僕たちは店員さんに言われ、3階に来た。
トム「これ売ってくるからここで待ってろ。」
一澄/静雄「はーい/うっす」
トム「よーし、いい返事だ。」
トムさんは、「えらいぞー」と僕たちの頭を撫でてくれた。
トム「そんじゃ、行ってくる。」
一澄「いってらっしゃーい!」
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作者名:りょーが | 作成日時:2014年8月13日 16時