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「_____っっうるさい、!!」
ドタドタと階段を駆け上がり、見慣れた突き当りの扉目がけて。
焼ききれそうな導火線を持ったまま、バァン!と開け放った先。
「……は、?」
大「お、来た!」
6月の和解ぶりに訪れた、変わらない幼馴染の部屋。
能天気ににぱっと笑う大貴。
そこまではいい。
いや、良くない。一発、目の前でニコニコしてるこいつに蹴りを入れたい。
とても。ものすごく。
…でも、今はそれよりも。
とんでもない違和感がわたしを襲っている。
なんでかって。
涼「すご。ほんとに隣なんだ、」
驚いたように口を開けながらそう言った彼。
大貴の隣に座ってわたしを見上げている。
思いもよらない人物。
「…なんで、」
…なんでここに涼介が?
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作者名:やぎ | 作成日時:2024年3月7日 15時