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佐藤さんが下に行っている間、ミニョンは何も言わず書類の整理をしている。
私は片づけをしながら、「おつかれさまでした。」と声をかけると「ありがとうございます。」と返事をかえしてくれた。
佐藤さんがコーヒーを持って帰ってくると、手には二つのカップを持っていて
佐藤「ミニョンはそれ片付けたら、今日は直帰でいいから。はい、ミニョンのコーヒーもあるから飲んで？
私は会社に戻るからおつかれさまでした。」
佐藤さんはコーヒーをテーブルに置くと鞄を持って帰っていった。
私は「ありがとうございました。」とお礼を言って、コーヒーを持ってその場を離れようとすると
ＭＨ「ヌナ、座ってください。一緒に飲みましょう。」
ミニョンが席をひいてくれる。
A「あ、ありがとうございます。このカップ片付けてきますね。」
私はカップを片付けて２階に上がると、ミニョンも書類を片付けてテーブルの上は綺麗になっていた。
ミニョンと同じテーブルに座って、佐藤さんからいただいたコーヒーを手に取る。
なんだか、とても気まずい空気が流れて、お互い黙ったままコーヒーを飲んだ。
しばらく何も話さないままコーヒーを飲んでいたけど、何か話さないとと思い口を開く。
A「いつも注文ありがとうございます。 最近、ミニョンさんから電話がないので、ちゃんとご注文いただけてるんですね。」
ＭＨ「はい。」
A「よかったです。 佐藤さんがいらっしゃらない時、ミニョンさんがよくしてくれるので甘えてばかりで申し訳ないです。」
ミニョンから「いえ。」とだけ返事が返ってくると、また沈黙が流れてる。
この気まずい空気が耐えられなくなって、
A「ミニョンさん、私、下に降りますからゆっくりされてください。ありがとうございました。」
私は席を立とうとした。
ＭＨ「本当はよく注文し忘れてるんです。」
A「え？」
ＭＨ「今度から注文し忘れた時は、ここへ食べにきます。」
少し沈黙が流れたあと、
A「はい、是非いらっしゃってください。お待ちしてます。」
そういうとミニョンは「今日は、ありがとうございました。」と軽く会釈をして帰っていった。
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ななし(プロフ) - わァ！さん» コメントありがとうございます。読んでくださいって本当に嬉しいです。コメントをいただくと、励みになるので頑張ります！亀更新かもしれませんが、更新していくので時々のぞいてくださいね。 (2020年1月4日 0時) (
レス) id: 0f9980be15 (このIDを非表示/違反報告)
わァ！(プロフ) - ほんとに最高すぎます、、、、一気に読んじゃいました、！これからも更新楽しみにしてます^_^ (2020年1月3日 19時) (レス) id: 963ceac2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし | 作成日時：2019年9月7日 23時
