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私は何の事だか訳がわからないまま「ありがとうございます。」とオフィスを出て、店に帰るとミニョンはパソコンを出して仕事をしているようだった。
私は空いているテーブルを拭いていると、「ヌナ、すみません。」と声をかけられた。
ＭＨ「17時から少し打ち合わせしたいので２階お借りしたんですけど空いてますか？」
ウチのカフェの2階は打ち合わせができるようにフリースペースにしている。
時々、４、５人来られて打ち合わせをしている方もいる。
A「はい、わかりました。大丈夫と思います。何人来られますか？ 人数か多ければ貸切にしておきますよ。」
ＭＨ「５人なんで貸切じゃくても大丈夫です。コーヒーもお願いしますね。」
A「かしこまりました。」
それからミニョンは、お昼休みが終わるころオフィスに帰っていった。
お昼を過ぎるとお客様も少しひいて店も暇になる。
私たちも順番に食事を済ませて、足りないものを補充したり明日の準備をしておく。
時間はあっという間に過ぎて、ミニョン達が来る時間になっていた。
私はコーヒーの準備をして待っていると、佐藤さんとミニョン達が店にきたので「いらっしゃいませ。」と出迎えた。
佐藤「急にお願いしてすみませんでした。」
A「今日はどなたも予約されてなかったので大丈夫ですよ。コーヒーの準備もできてますのでどうぞ。」
私は予約席にご案内して、コーヒーを運んだ。
１時間ほどすると、打ち合わせが終わったのかミニョン達と一緒に来ていた方が「ごちそうさまでした」と店を出ていった。
トレーを持って２階に上がると佐藤さんとミニョンが書類を片付けていた。
A「コーヒーかたづけますね。」
佐藤「ありがとうございました。また今度使わせてくださいね。」
A「はい、いつでもおっしゃってください。」
佐藤「ところで、Aさんは仕事何時までですか？」
A「え？ 私ですか？ ここを片付けたら終わりです。」
佐藤「そうなんですね。 今日、急に打ち合わせ入れてもらったし、毎日配達にきてもらってワガママも聞いてもらってるんで、コーヒー一杯ごちそうさせてください。」
A「いや、いいですよ。私はそれが仕事なんで。」
佐藤さんは私の話も聞かず下に降りていった。
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ななし(プロフ) - わァ！さん» コメントありがとうございます。読んでくださいって本当に嬉しいです。コメントをいただくと、励みになるので頑張ります！亀更新かもしれませんが、更新していくので時々のぞいてくださいね。 (2020年1月4日 0時) (
レス) id: 0f9980be15 (このIDを非表示/違反報告)
わァ！(プロフ) - ほんとに最高すぎます、、、、一気に読んじゃいました、！これからも更新楽しみにしてます^_^ (2020年1月3日 19時) (レス) id: 963ceac2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし | 作成日時：2019年9月7日 23時
