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〜MH Side〜
Aヌナが勤めるカフェに行きだしてから、前みたいに話せるようになった。
ヌナと話せなくなって自分の中で何か引っかかっていたから、こうやって話せるきっかけを作ってくれた佐藤さんに感謝しなきゃな。
それに、自分が今まで何に引っかかっていたのかわかったんだ。
僕はAヌナの事が好きなんだって。
もっとヌナと近づきたくてランチを注文しわすれたフリをしてココに通ってるけど、何の進展もないままで、ましてや自分から誘ったりもできなくて。
そんな僕が、今日は意を決してヌナを呼び止めようとした。
MH「あの、ヌナ…。」
客A「Aさーん。コーヒーのお替りお願いします。」
A「かしこまりました。」
ヌナは僕が呼び止めたことに気が付かず、ほかのお客さんの所に行ってしまった。
一度タイミングを逃すと、なかなか次に話かけずらくなってしまう。
ちょうど他のテーブルを片付けに来たヌナに話かけようとすると、別の男性客に呼び止められて話をしている。
話しの内容までもわからなかったがヌナの様子がおかしい。しばらく様子を伺っていると明らかにヌナは困った顔をしていた。
ほかのお客さんはチラチラとヌナ達の方を見ているが、巻き込まれるのが嫌なのか別に気にする風ではない。
すると突然、ヌナはお客さんに手首を掴まれて外に連れていかれそうになっている。
僕は慌ててヌナ達の後を追った。
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ななし(プロフ) - わァ!さん» コメントありがとうございます。読んでくださいって本当に嬉しいです。コメントをいただくと、励みになるので頑張ります!亀更新かもしれませんが、更新していくので時々のぞいてくださいね。 (2020年1月4日 0時) (レス) id: 0f9980be15 (このIDを非表示/違反報告)
わァ!(プロフ) - ほんとに最高すぎます、、、、一気に読んじゃいました、!これからも更新楽しみにしてます^_^ (2020年1月3日 19時) (レス) id: 963ceac2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2019年9月7日 23時