2 ページ41
.
MH「僕とヌナが出逢った所。」
ミニョンはそういうと、私の手を取って歩きだした。
1時間ほど電車で揺られて着いた場所は居酒屋。
数年前、僕たちがちゃんと言葉を交わした場所。
ここから僕たちは始まった。
店は夜だけじゃなく昼間もやっているようで、ここで昼食を取る事にした。
MH「ここでヌナに出逢ってから、もう3年経ったよ。」
A「そうだね。いろいろあったよねぇ。
プデュに出演してから、ミニョンもジョンヒョン達も目まぐるしかったし。」
MH「あの時は、ここまで来れるなんて思ってなかったから。」
A「そんな事ないよ。 いろんな事を言われても誠実に頑張ってきた結果だから。」
今思えば、プデュに出演した時、5人は本当に辛い時だった。
あの時、成功していなければ、きっと今の5人はなかったと思うし。
出演できなかったはアロニョンは複雑な気持ちだったと思うけど、良い結果がでて本当に良かったと思う。
MH「そういえば、あきヌナとゆいヌナは元気ですか?」
A「うん。2人とも元気にしてるよ。
2人とも今は仕事が忙しいみたいで、ゆっくり話できなんだけど。今度、韓国に遊びに来るって言ってた。」
MH「そっか、僕も久しぶりに会いたいし、韓国に来た時は一緒にご飯食べよう。」
A「うん、2人も喜ぶと思うよ。」
昼食を取ったあとは浅草でどらやきを買う列に並んだり、隅田川やスカイツリーといろんな所を回ったが、意外と気づかれずに2人でのんびり観光する事ができた。
夕食はホテルで取る事にして、部屋でゆっくり過ごす事にした。
もしかしたらAヌナと一緒に来れるかもと広い部屋を予約しておいてよかった。
この休暇が終われば5人揃っての活動で、また忙しい日がはじまる。
きっと、会えない時間が多くなる。
だから日本に居る間だけは、少しでも長く一緒にいれればと思う。
A「明日、韓国に帰るんだね。」
MH「うん、韓国に帰ったらまた忙しくなると思う。」
A「でも、マンションに帰って来てくれるんでしょ?」
MH「もちろんだよ。ヌナの所に帰るよ。」
部屋の窓から外を眺めていたヌナを、僕は後ろから抱きしめた。
始まりは仁川空港だったけど、ヌナと僕を結びつけてくれた日本。
縁結びの場所。
.
154人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななし(プロフ) - *NAMI*さん» コメントありがとうございます。続きを書こうと思いますが、このまま進むかひねりを入れるから悩み中です(笑) (2019年5月9日 14時) (レス) id: e33de8d6f3 (このIDを非表示/違反報告)
*NAMI*(プロフ) - まって、続きがちょう気になる!!頑張って下さい(^^) (2019年5月8日 1時) (レス) id: 85d98be7fd (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - renさん» そう言ってもらえると嬉しいです。ありがとうございます!続編を少し考えているので、時々覗いてみてください。 (2018年3月22日 16時) (レス) id: 0f9980be15 (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - ウジンくんのお話ありがとうございました!!めっちゃ好きでした!!ありがとうございます(´;ω;`) (2018年3月22日 0時) (レス) id: 2ae646bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - ななしさん» はい!勿論です!お気に入り登録してるので通知が来たらすぐみます!笑 (2018年3月15日 12時) (レス) id: 85e49f0ccb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななし | 作成日時:2018年1月21日 1時