【炎炎ノ消防隊】彼女の心を溶かすため

昔の記憶 ページ21

焼けている。目の前が


朝までは笑っていたあの顔が



ふと夕陽に照らされた建物を見ると


いつも見ていた髪が大きく風になびいていた



森「…！ お…！ A！！」


A「はっ！」



森羅先輩に呼ばれて我にかえる


「あれ？ もしかして何か気になることがあるのか？」

森「そんなわけないだろ！ Aは消防官だぞ！」


「お前は何にもしらねぇんだな。あいつの過去の出来事を」


森「はあ？！ うわっ！」


森羅先輩は爆発で飛んでいく


A「森羅先輩！」




「真実が知りたいだろ？」


男はタバコを吸って目の前に文字をつくる



「ヒーローごっこはやめて、真実を求め俺と悪魔になるか？」


森「ヒーローか悪魔かだって？ ふざけんなよ！ お前が何を知っていようとお前は二人の消防官を襲ってんだぞ！ お前をぶっ飛ばしてとっ捕まえる！」


森羅先輩は炎で飛び上がる

「なんだよ。期待外れだな」


しかし男には森羅先輩の飛び蹴りを避けられた


「そんな飛び蹴り隙だらけだぜ」


森「ヒーローといえば飛び蹴りだ！」

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