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高地side
収録中に機材のトラブルが起こり、楽屋で待機していて下さいと言われ、何となく話していた。いつも通りくだらないことだけど、皆そわそわしていて、京本とAのことが気になるんだろうなって分かる。
今は、誰が切り出すかを探ってるって感じ。京本は、4人の視線に気付いているのか、気付いていないのか知らないけど、スマホをぼーと眺めている。
田中「あのさ、きょもはどうすんの?」
樹が話を切り出した。
大我「え、何が?」
何のことか分からない、と言う風に目を瞬かせた京本。
田中「Aと双子のこと!」
京本「あぁ、そのこと」
森本「俺はきょも達が話し合って決めて、お互いが納得して、悔いは無いっていう選択を応援する」
ジェシー「2人はお似合いだしね。princeとprincess。いや、双子がprinceとprincessで、2人はkingとqueen?」
松村「まだどうするか言ってねぇだろ。気が早い」
高地「まぁ、京本のことだからね、」
Aにプロポーズするつもりなんだろうけど。
大我「今日プロポーズするつもり。指輪買いに行くから高地、車出して」
高地「はいよ」
それでこそ漢だ。スマホに通知が来たので見ると、Aからだった。双子の寝顔が何枚か送られてきている。
大我「何見てんの?」
隣に座った京本が覗き込んできたので、見せてやる。
大我「え、何これ、可愛い。俺のに転送して」
高地「自分でAに頼んで送ってもらえよ」
そう言うと、スマホを抱えて見るからに落ち込んだ京本。
俺、言っちゃ言けないこと言っちゃった?
大我「Aの連絡先、分かんないんだもん。前のやつは繋がんないし……」
プロポーズ以前の問題だろ、それ。
更新遅くなってすみません。
本業が忙しくなってきていて、更新のペースが空くことになると思いますが、これからも応援よろしくお願いします。
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作者名:みおん | 作成日時:2022年7月5日 22時