first love？ (ページ18)

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めっちゃ天気のいい休日

天気も良くてベランダにシーツとか干してやりきった感じでフーっと一息ついて街並みをながめていると

流「ねぇ」

「！！ヒィッ！」

流「あ、ごめん、驚かした？」

ベランダの壁越しにお隣さんから声をかけられた

「い、いえ」
ちょっと顔をだしてみると流星君もちょっと顔を出していた

流「結構前になってしまったけど丈君からお菓子受取りました、美味しかった、ありがとうございました」

「あ、お口にあって良かったです」

流「⋯⋯お礼言いたかっただけ、、じゃあ」

隣同士と言っても柱の壁でちょっと離れてるからそれだけ言ってさっと頭を引っ込めてしまった

やっぱ可愛いこだな〜

あ、丈さんのこと何か教えてもらえば良かったなー
なーんて図々しいこと考えてしまった

夕方から何しよ映画でも観に行こうかな

スマホで上映時間調べて出かける支度する

偶然丈さんに会えないかななんて思いながら部屋を出ようとした時、外から声がして思わずドアを小さく開けた

丈「1泊でこんな荷物にならへんで」

流「だって久しぶりの休みだし丈君と新幹線乗れるのめっちゃ楽しみにしてたんやで」

お隣の流星君ちから旅行バックを持って出てきた二人⋯

丈「重いやろ、貸してみ」

さり気なく荷物を持ってあげて笑顔で「流星楽しそうやな」と言って流星君とエレベーターに乗り込んで行った

それはもう恋人のような雰囲気で

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

映画観に来たはいいけど全然頭に入ってこなかった

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