first love？ (ページ12)

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最寄りの駅につき歩き出す

夜はまだ肌寒いけどアルコールのおかげで夜風も気持ちいい

A「あ～お腹すいてきたな〜ラーメン食べたい」

後ろからプッっと吹き出しでっかい独り言やなとケラケラ笑ってる

振り返るといつぞやの男の子！

なんかめっちゃ笑われて心外なんですけど⋯恥ずかしくて
向き直して歩き出すと

丈「ごめんごめん！前おぶった時とのギャップで笑ってしまったわ！」

謝りながら目深にかぶったキャップからみえた優しい目で元気そうでよかったわと言ってくれた

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⋯で、今、、、ナンデ？

ズルズルズル〜

丈「うんまっ！！」

丈「東京のラーメン屋全然知らんから、近所で穴場の美味いとこ知れてラッキーやわ」

家までの通り道にあるラーメン屋の前で別れようと思ったのに良さそうな店やんっておじさん二人ねー！って私より先に入っていって私のお気に入りのラーメン食べてる

A「⋯関西の方ですよ⋯ね？」

丈「もう東京来て半年くらいにはなるで」

丈「そういえばまだ名前聞いてなかったな」

A「Aです。先日は運んで頂きありがとうございました」

丈「流星のお隣りさんだったなんてびっくりしたわ」

ラーメン食べながら丈さんはたくさん関西の事やプロ野球？の事を面白おかしく話してくれた

一人でのご飯ばっかで気を使わずこんなに楽しく笑ったのすごく久しぶりだった

楽しすぎて何だろアルコールのせい？涙が⋯

ラーメンすすりながら泣く女⋯

丈「うぇぁ？！ど、ど、どーしたん！？」

A「久しぶりに笑いましたフフッ」

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