諏訪くんは普通じゃない２

47話｢自白｣ ページ7

言い忘れてました！1000hitありがとうございまっすo(^▽^)o

もしよろしければ｢諏訪くんは○○｣など､諏訪くんと主人公にやらせてみたいことをリクくださいませ！

脇役の誰かがメインでも大歓迎でございます！作者の推しキャラは宮古くん＆諏訪くん((超絶どうでもいっすねすみません

ではどーぞ！



++++



陸 ｢すみませんでしたぁああああ｣




･･･｡



いやいきなりどうした？唐突過ぎてまともな反応ができないよ陸太くん｡


私の目の前で地面に頭をこすりつける彼は､先ほどまで｢極悪人！｣｢とぼけんじゃねえぞ！｣などと暴言という暴言を吐きまくっていた張本人｡


けれど自分が勘違いをしていたということに気づいたらしい｡




陸 ｢悪かった･･･！俺はてっきり､そっちの男が姉貴たらしこんだもんだと･･･｣



言い方に語弊はあるけど､まあそういうことだろうとは思っていた｡

気持ちは分かる｡今まで物静かで大人しかった姉が､先日突然飛び蹴りをしてきたとなれば､誰だって驚く｡それはもう､これ以上ないほどに｡

彼はこれは何かあると思い､姉に問い詰めたところ､｢空手が得意な友達がいて､かっこいいから真似してみたの！｣と言ったという｡


そして､翌日姉の高校に放課後こっそり様子を見に行くと･･･


中庭で､たまたま私が売店に行っていていなかった時に､深空と､空手の動きをする諏訪くんの姿を見たというわけだ｡




｢まあ､勘違いしても仕方ないシチュエーションだよね･･･｣


諏 ｢確かにな｣




頷く諏訪くん｡さっきまで一人だけ｢訳が分からないぞ｣って顔をしていたくせに｡


知ったかぶりの諏訪くんは放っておいて､尚も頭を下げ続ける陸太くんに向き直り､膝を曲げた｡



｢陸太くん､怒ったりしてないから､顔上げて｡今回のことは､陸太くんだけが悪いわけじゃないし｡ね？｣



しかし陸太くんは苦しげに首を振り､｢だめだ･･･！｣と言った｡



陸 ｢俺は許されないことをした･･･勘違いといえど､やり過ぎたんだ｣


｢そんな大袈裟なことじゃ･･･｣


陸 ｢違うっ！！｣



突然大声で遮られ､思わず肩がビクッと揺れた｡心臓に悪い｡

だが､陸太くんが続けて述べた言葉には､さらに胸が強く痛んだ｡






陸 ｢･･･お前らのクラスの飲み物を盗ったのは･･･俺なんだ｣

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