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なんてかわいい！
しょんぼりしつつも
私への意地なのか凛とした佇まいを崩さない表情は
なんともいじらしい。
うん、９割の男子は堕ちるんじゃないかな。
「南さんは聞け
「るわけないでしょ！
私なんてここ何日も口きいてないんだからね！」
つい興奮してしまった。
ついでに言うなら
そんな私が無謀にも今日、告白するつもりだからね！
チャンミンさんが
そんな私に大事な話しをするわけないでしょ。
亜佐美ちゃんは
そうですかってボソっと呟いた。
気のせいか嬉しそうなんだけど．．．。
「チャンミンさんってココに来てまだ一年でしょ？
そんなすぐに転勤ってあるかなぁ」
念願の本社勤務は葉山課長の尽力で実現したわけだし
うちの部長もそんな簡単に手放すとは思えない。
なんだか現実味のない噂だ。
「ナミさんに聞いてみればいいのに」
「内々に進んでいることなら
私には教えてもらえません」
「噂なんて気にしなくていいんじゃない？
噂っていい加減なもんだよ。
私だって土下座してないし」
「南さんて意外と強いんですね」
「えー？！
亜佐美ちゃんに比べたら全然だよ」
「．．．それ、どういう意味ですか」
ひぃ、怖い！
「ね、それより
駅前のカフェの店員さんって何系のイケメンだった？」
「なんですかそれ．．．」
人が真剣に悩んでるのにって呆れられた。
そして私のことを改めてじっと見ると
「うん、ない、ありえない。
どうして勘違いしたんだろう」
そう言って行ってしまった。
チャンミンさんに転勤の噂があったんだ。
みんな好き勝手言ってばかり。
噂好きだな。
時計の針はもうすぐ15時。
何度もドアを見てしまう。
チャンミンさんはまだかな？
そわそわしていると課長から声が掛かった。
パソコンの設定がおかしくなったから誰か何とかしてくれとヘルプ。
課長はパソコンが苦手でしたね。
はい喜んで！
だってここ、
課長のデスクはチャンミンさんの向かいの席。
これでチャンミンさんがいれば最高だったのに！
もちろん整頓された綺麗なデスクは
隣のにぎやかな早瀬さんの情景とは対照的。
無駄なものを置かないチャンミンさんは
取捨選択が上手なんだろうなぁ。
どうか私は『捨』されませんように！
デスクに積まれた義理チョコを前にそう思った。
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みずほ(プロフ) - さやさん» 待てる女(≧▽≦)さやさんありがとうございます！自分で書いたくせに、落ち込んでるヒロインちゃんが不憫で妄想が滞り中です。再開した際にはまたお付き合い下さーい(^^)/ (2018年6月7日 9時) (
レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
さや - みずほさん、ゆっくりで大丈夫ですよ。私は待てる女なので、何度も読み返したりしながら、楽しんで待ってます（笑） (2018年6月4日 23時) (レス) id: 286fd6a5af (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - みよこさん» みよこさんありがとうございます、そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)ただ、ちょっぴり煮詰まってしまい再開は少し先になりそうなんです、ごめんなさい。早くhappyな２人をお届けしたいのですが(^^;) (2018年5月14日 10時) (レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
みよこ(プロフ) - みずほさん、お話の続きが気になって気になって・・・更新を心待ちにしております(*^-^*) (2018年5月8日 22時) (レス) id: ba2b1a5b8e (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - 神鹿さん» 寝れてるけど眠れないwwwツボりました〜(^^)/チャンミンがはっきりしないまま今章満杯になっちゃいました、こんなお話しで大丈夫かな(^-^;。次章も神鹿さんの安眠を妨げる展開にしますね← よろしければお付き合い下さい！ (2018年4月18日 17時) (レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずほ
| 作成日時：2017年7月23日 16時
