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『機械生命体』 ページ9

「故障…かなぁ…」


ナーガは彼を連れ、

あばら屋に戻り寝かせる。

バランスはナーガと出会う前から

ずっと此処で暮らしていた。

山の奥の寂れた村で。

精密な機械に対し自然にできた村。

相性は悪すぎた。

人間も何時か死ぬものだ。

故に機械生命体も何時か死ぬのだ。

『薬』→←『夏』



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作者名:ちろ・リンネ | 作成日時:2017年7月9日 14時

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