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『冷たい手』 ページ12

夏の終わりを告げる鈴虫がリンと鳴いた。

バランスも起きているようだ。少し話でもするか。

と思い、ナーガは彼に近づいた。

ナーガは彼の額にあたる部分に手を置こうとした。

「君の指は…綺麗…だねえ…。」

彼は途切れ途切れな口調で云い、

握った。傷だらけな手を。

其の手はとてつもなく冷たかった。

『綺麗な指』→←『機』



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作者名:ちろ・リンネ | 作成日時:2017年7月9日 14時

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