忘れないで3 ページ4
今日の体育は、Aが副担任をするクラスの授業だ。
あの我妻や竈門、嘴平など。有名な人が揃っているクラスだ。
授業内容はバレーボール。今は教えることをノートにまとめている。
「冨岡先生、今日はよろしくお願いします！」
「っ…ああ、Aか。よろしく。」
驚いた。突然話しかけられたからだ。
やはり、鬼を斬る時の気配の消し方を体が覚えているのか…？
「私のクラスはバレーボールですか？バレーボール楽しいですよね！」
私、バレーボール好きなんです！と言って笑うA。
Aは、体育が得意だ。もちろん、現代文が一番得意ではあるが。
おそらく、前世の運動神経を今世に受け継いだんだろう。Aは、前世から自分の体の動かし方がうまかった。
「あー、なんか剣道したくなってきました！剣道は昔から習ってて、得意なんですよ！」
そりゃそうだろう。前世のものをこんなに受け継いでいるんだ。剣を振るのはうまいに決まっている。
習っているのはしらなったが、まあいい。
「あっそうだ、私の生徒の話聞きます？
前にカナヲちゃんと炭治郎くんが一緒に出かけているところを見たんですよね！
で、一緒にショッピングモールに入って行ったんです！きっと付き合ってますよあの2人…！」
「…秩序が乱れるな。注意をしておこう」
「えっ、だめですよ！そういうことをしたい時期じゃないですか〜！」
そう言って、Aはにっこりとほほ笑む。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「…Aは、どうして俺と話す？」
「──────え？」
しまった。そう思った時にはもう遅い。Aがぽかんとした顔で俺を見ていた。
聞いてしまった理由は単純。Aの笑顔を見て、『あなたを覚えているから』と言って欲しいと思ってしまったんだろう。
「悪い、今のは忘れてくれ。俺は授業に行く」
俺がそう言った瞬間、腕に違和感を感じた。
Aが俺の腕を掴んでいたからだ。
「…なんで冨岡先生と話すかっていうと
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
わかんないんです！」
Aから帰ってきた言葉は、一切予想していないことだった。
───
え…あ、星に色が？驚いて声も出ません。
あ、ありがとうございます！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» これからも頑張ってくださいね！ (2020年8月25日 18時) (
レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» 10000hitおめでとうございます…！セラヲタなごちんさんのこと応援していたので、自分のことのように嬉しいです！（勝手にごめんなさいっ）最初に会ったのが私だったんですか…書き方学んでいるくれたんですか…！ちょっと上から目線だけどありがとうございます！ (2020年8月25日 18時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん(プロフ) - お久しぶりです！実は、伝えたい事がありまして…私の1作目が、10,000hitいったんです！嬉しくて嬉しくて、それで今、占ツクで一番最初にお会いした、渋谷の子供さんに報告に来たんです！色々書き方から学ばせてもらったので、ありがとうございました！ (2020年8月22日 13時) (レス) id: 207d294a8e (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セブンス・エイカンさん» コメントありがとうございます！そうなんですね、後で試してみようと思います！違っても全然大丈夫ですよ！更新も頑張りますね！ (2020年7月18日 10時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - お話の作成画面の、上の方にある地球？のマークを押せば、自分の作品は載せれるはずです.....違ったらマジですみません！！(汗)更新頑張ってください！ (2020年7月17日 18時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渋谷の子供 | 作成日時：2020年7月1日 17時
