同棲4日目 ページ5
[ころんside]
夕食を食べ終えてお風呂に入りあがってくるとAは第4人格をしていた
大分やりこんでいるらしく少し画面を覗くと「Aがハンターを120秒牽制」と出てきていた
それなのにこのまま五台分チェイスをしそうな余裕がある
やっとハンターが諦めたのか暗号解読をしだした
『蒼依くんも一緒にしよー』
Aのお願いは断りたくないため僕も第4人格を開く
こ「じゃあ招待するわ」
Aの試合が終わると同時に次の試合を開始する
『え……!?待って…さとみくんんとマッチングしたんだけど!?』
余程うれしいのか興奮が収まらない様子のA
そう…
Aはさとみくん推しのすとぷりすなーだ
『チェイス来たらがんばろ…』
と意気込んでいた
試合が始まる
僕は暗号機をまわす
え?
さとみくんなんか吊られてね?
『助けに行かなきゃ』
チャットを打って自分が助けに行くことを伝える
-その頃のさとみさん-
さ「うわっ、マジかよ……
お?調香師来てくれる感じ?
ありがてぇ
肉壁してくれてる?ここからならチェイスできるわ、ありがとう調香師
てか、めちゃかわいい衣装やったな。今の調香師」
-ころん視点-
無理もうAが優秀すぎてつらい
暗号機の寸止めができてチャットを打つと「解読に集中して」の文字
つけて一番近くのゲートに向かう
こ「Aだー!」
待機していたであろうAがゲートを開けていた
『先に出てハッチで逃げれるようにしよ』
そういって出た後最後までチェイスをしていたさとみくんの観戦をするとAの読み通りハッチから脱出していた
こ「なんか久々に4逃げ出来た。A強すぎ」
Aのほうを向くと小刻みに震えていた
こ「え、どうしたの?寒い?」
顔を覗き込むとすごい涙目で
『さとみくんからフレ申来た』
こ「えぇ!?やばっ!!」
嬉しさに浸ってるAにもう寝ないとだめだよ
と言うと
『今日は…一緒に寝たい……』
と照れながら言ってきた
こ「可愛すぎ、反則。誘ってる?」
『違うし…ちょっと一緒に寝たいだけ』
2021. 08. 13 00:10
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作者名:みずあめ@受験生 | 作成日時:2021年7月19日 13時