婚約者と同棲してたら推しにバレた −青−

同棲1日目 ページ2

［ころんside］







聞きなれたアラーム音で目を覚ました






アラームを消して2度寝をしようとしたが今日は午前中から会議があるため渋々起きることにした






こ「ねっむ……」





そう呟いてぼーっと天井を眺める






ガチャ







『蒼依くん起きてるー？』






僕の部屋に水色ストライプのエプロン姿で入ってくるA







その姿から察するに朝食を作ってくれたのだろう







こ「ん〜……」







そう曖昧な返事を返す






『蒼依くん今日会議あるって言ってたけど起きなくて大丈夫？』








こ「Aがぎゅーしてくれたら起きる」







そういうと顔を真っ赤にするA








『いいから早く起きて！！朝ご飯冷めちゃうよ？』







Aの料理は何としてでも食べたいため起きることにした







こ「僕着替えていくから先行ってていいよ」







そう言ってしまった手前着替えないわけにはいかず着替える







リビングに入るとすでに朝食の用意はできていてすぐに食べれる状態だった







こ「『いただきます』」







『今日は何時くらいに帰ってくる？』






今日はリレー放送とグッズについての会議だったと思うから……







こ「18時には帰ってくるよ」







そういうと嬉しそうに目を細めて







『じゃあ、帰ってくるまで待ってる』







そういわれて会議行かずにAといちゃいちゃしたい思いを抑え家を出た








家を出た瞬間朝とは思えないほどの強い日差しが照り付ける






ちゃんと指輪を持ってるかも確認してさとみくん家に向かう









こ「ほんとは指にはめたいんだけどなぁ」







Aと結婚してることも同棲していることもメンバーに明かしていないため指輪をつけることはできない







だからお互いネックレスにしている







まぁ、Aには僕が歌い手ということも言ってないけど









しばらく歩きさとみ家に着く








ピーンポーン








インターホンを押すと家主、さとみくんの声が聞こえる








さ「はーいって…ころん！？え、マジ？？早くね？お前一番だよ」







まぁ、Aに起こされたし朝ごはん食べたし早いのは知ってたけど








こ「いつも遅いみたいな言い方しないでよww」







そういっているさとみくんも結構身なり整えてるけどね








2021. 08.09 23:29

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