【APH】愛を捨てないで【ヤンデレ】

ベールヴァルド・オキセンスシェルナ　“共依存” ページ50

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貴方と私が付き合ってからもう二年三ヶ月。
同棲までして、毎日幸せな日々を送っている。

が、私はとても心配なことがある。
もし彼が私以外の女と浮気してたらって思うと、吐き気が襲う。
あの人は私が一番って言うけれど、本当かどうかわからない。


確かめる術もないし、ただただ見つめているだけ。



「ねえ、なにか隠してない？」



胸の中のもやもやをはらしたいために発した言葉。
彼は驚いた顔をしたが、すぐに表情は戻る。





「隠している？ 何をだ？」

「……最近、なんか変」





彼の束縛が強いのはもともと知っていた。
が、最近になってから、スマホを勝手にいじるようになり始めた。
別に構わないのだが、急にし始めたから驚いているのだ。





「……言って良いのか」

「……ぜんぶ、言って欲しいな」





すると彼は、ため息をつきながら私の隣へ。
頬に手をあてると、目を見ながらこう言うのだ。






「おめは人ど話しすぎだ。しかも、男ど。おらつー男がいながら。不安だべがねぇがら、閉じ込めでしまいでえで思った。げんともそれは嫌がっぺど考えで手を出していねぇだげで本当はずっと監視していでえで思ってだし、依存してほしいどずっと願ってだ」

「……それ、ほんと？」






光のない目で、彼は淡々と言う。






「私もね、同じこと思ってたの。それにね、私はもう貴方に依存しているし、貴方以外あり得ないの。閉じ込められるなんて、本望だよ。だからさ、おねがい」







――私たちだけの世界を、作らない？





彼は、静かに頷いた。





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共依存でした。あんまりスーさんが出ていないような……。ごめんなさい。

雪瀬璃乃さん、大変長らくお待たせいたしました！リクエストありがとうございました！ ([∂]ω[∂])

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