【APH】愛を捨てないで【ヤンデレ】

ベールヴァルド・オキセンスシェルナ　“監禁” ページ25

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遠くにいるのは、私が恋い焦がれている相手。
ベールヴァルドさん




通称ベール。
そんな物静かな彼に恋という感情を抱いてしまった私



いつか隣に立ってみたいなぁなんて冗談をティノくんに言ってみた。
すると彼は、僕が紹介しますねと彼の元へ走って行った




心の準備が出来てない！ と叫んだにもかかわらず、彼を連れてきたのだ







「……めんげぇ」



「……へ？」








どくんと心臓が跳ね、照れ隠しをしながら誤魔化した。
ティノくんはいつのまにか退散しており、私とベールさんだけだった






思い切って、彼に告白するとOKをもらった。
あまりの嬉しさに泣いてしまい、彼に慰めてもらった









「これから、ずっと一緒だべ」








彼と私の一緒は、どうやら違うようで。







＊




私が惚れたベールさんではなく、全くの別人と化していた。
大人しいけれど、嫉妬心が強い



噂では、陰で脅したりというのが流れていたり。
……いや、そんなまさか。







「ベールさん……貴方は一体――」



「……怯えた表情も、めんげぇな」







目隠しをされ、浮遊感が。



おんぶとか、そういうのじゃない。






世に言うお姫様だっこだというのに、何でだろう
全然嬉しくないなぁ








抵抗するけど、彼のパワーには勝てない
……抵抗し疲れ、いつのまにか瞼を閉じていた――








＊







目覚めると、真っ暗な部屋。
重くて冷たい手錠が私を縛り付ける







「ベ、ベールさんっ、ここから出して！」



「……何故」



「だ、だってこんなの可笑しいよ……変だよ！」









――言ったじゃ無えが。ずっと一緒だって。









可笑しいのは、私だったのかな。





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以上、北欧のお二人でしたー。難しいなぁ、北欧は……。
スーさんは病んだら怖そう(個人的感想)

黒蝶さん、リクエストありがとうございました！([∂]ω[∂])

ロヴィーノ・ヴァルガス　“食人”→←アイスランド　“終末”

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