【APH】愛を捨てないで【ヤンデレ】

アーサー・カークランド　“依存” ページ18

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私の彼氏は、他の人とは違う。

例えば……依存しているところとか。





少し離れただけなのに、いかないでって。
嫌いにならないでって言うの




私といれば普通の人と同じ。一体彼の頭の中には何があるのだろうか
ずっと側にいてと言われるが、そうはいかない








「なあ。俺から離れないでくれよ……」



「わかってるよ……。嫌いになんてならないよ」









そんな彼を愛おしいと感じてしまう私は、狂っているのだろうか。







＊








いかないでくれ。




側から、離れないでくれ








「っぁ……おれ、駄目になっちまう……」







手首にカッターを当て、思い切り動かす
Aがずっと隣にいるだけで安心するのに、いないだけでこのなに――



苦しい、助けてくれよ









「Aっ、消えないでくれよ……」





心が満たされない。





＊







買い物から帰ってきた所だ。
しかし、家には彼がいるはずなのに、真っ暗である





リビングに足を運んでもいない。
彼の部屋の前に行くと、すすり泣く声が聞こえる





そっと扉を開けると、そこには――





手首を真っ赤に染めた彼が立っていた









「アーサー！? なにして……」



「いなくならないで……ずっと隣にいてくれよ……」









何故か、泣いている姿に興奮した。
理由はわからない。でも、興奮したのは確かだ





私はそっと彼を抱きしめ、耳元で囁く









「ずっと、一緒だよ」









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依存しまくってるイギリスでした。情緒不安定として受け取ってもいいですねこれ。
こんなイギリスだったらガチで萌えてます。

ケイチョウさん、リクエストありがとうございました！([∂]ω[∂])

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