【APH】愛を捨てないで【ヤンデレ】

アーサー・カークランド　“洗脳” ページ38

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前までは、先生のところで頑張って働いてた



……でも、いつのまにかイギリスの領土になっていた。





先生が、申し訳ないあると言っていたが、仕方が無いことだ
先生が負けたのは、周りが力をつけすぎたんだ



私たちが弱かったからだ






「……これ、アヘンですか」


「そうだ。中国と貿易してんだけどよ、これが人気でよぉ」


「……それは、あんまり好きじゃない」







人が狂ったように騒ぎ出し、アヘンを求め続ける
殺しあいだって、アヘンのためならなんだってするのだ



だから私は嫌い。
……イギリスも、アヘンも






「なんだその反抗的な目。何か気にくわないか？」



「……気にくわないもなにも、貴方が嫌いなの。早く解放してほしいわ」






いっそのこと死んでしまいたい、と思いながら小汚い部屋に戻った



……運命が変わるのは、その翌日のこと






＊






イギリスの作る飯は、クソがつくほど不味い
あまり食べる気にならないのだが、嫌になるほど働いている国民に悪い


食べられるだけマシ、ということを思い込みながら不味い飯を飲み込んだ






その日は何故か、気分が良くなった。
不思議であったが、その次の日も、その次の日も気分が良かったのだ




イギリスが何かしたのか、そう思い彼の調理場を覗いた







……見なければよかった。
あんなに私が批判していたアヘンが、私の食事に入っていく





その食事を避け、その日は働いたのだが、気分は最悪であった
頭が可笑しくなるほど体が可笑しい



アヘンに侵されていると思うと、余計悪くさせた








「なあ、アヘンの味はどうだ？ 最高だろ？」



「はッ、はあ……イギリス、アヘンちょーだいっ、もう可笑しくなりそうッ……」



「じゃあ、誓え。一生俺のそばにいろ」






危険信号を出しているのにもかかわらず、私は誓っていた







「これで、俺のモンだな」








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アヘンの洗脳でした。
やだ、この眉毛こわい

月野りな＊委員廃→誰ｶﾆﾅﾙさん、リクエストありがとうございました！([∂]ω[∂])

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