【APH】愛を捨てないで【ヤンデレ】

イヴァン・ブラギンスキ　“探求” ページ3

＿ぐろ注意。






僕は、君のどこが好きなんだろう？




ぷるぷるの唇？


細くて長い指？


しなやかな足？





わからない。わからないよ








ずっと見ているけど、何が好きかわからないんだ。









「僕は君が好きなんだけど、どこが好きかわからないんだ」





「……ゆっくり見つければいいと思うよ」







そう言うけれど、僕は不安なんだ。
愛がわかんなくなってきちゃって、自分が嫌になるんだ




わからない。わからないよ









＊





毎日観察して、毎日君を見てきたけれど、よくわからない。
君の中身が好きなのかな？








「君をわかるためには――」






全てを見なければならないね。







Aちゃんを呼び出し、握っている包丁を振りかざす。
赤い血は好きじゃない。僕を汚すんだもの



次に君の皮膚。よくわかんないから、駄目



次に君の髪。綺麗だけど、何かが違うんだ。



次に君の心(心臓)。これも駄目。



次に君の腸。やっぱり、駄目。








瞳も、足も手も全部わからない。
結局、僕は君を好きだったのかな




真っ赤になったAちゃんを見て、なんとも思わない。
感情がなくなったみたいだよ






「一体、僕は君のどこが好きだったのかな」









ぐちゃぐちゃになって倒れた君も、駄目みたい。








＿

兄ちゃんとろっさま終了。
リクエストしてくださったのに、ダブルでぐろになるなんて思ってなかったです。すみません。
ケイチョウさん、リクエストありがとうございました！([∂]ω[∂])

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