【APH】愛を受け取って【ヤンデレ】 (ページ8)

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ゴディクス　“調教” ページ8

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私はどれいである。

身分が低い故、どれいとして生きている。

が、彼は私を救ってくれた。
何度もこきを使われ、泣いている私に手をさしのべてくださった

あの優しさには、誰もが感動するだろう

「なんて素敵な方なんでしょうか」

＊

彼女がやっと私好みになった。

最初は記憶を飛ばすために、何度も殴ったりしたし監禁だってした。
何度も泣いて、嫌い嫌いと呟いていたものだ

だが突然、光のない目で私を見つめ、素敵だなんて言うんだ

やっと、手に入ったんだ。そう確信したさ

今じゃ理想の女性になり、隣にずっといる

「もっと私に溺れてくれないかい？」

壊れかけた人形のような彼女を、抱き寄せた。

＊

ふと最近思う。

どれいとして生きていて、不便なことはない。

なのに、可笑しい。
本来の自分はこうだったのか。急に我に返ったのだ

あの人を尊敬していただろうか。心を躍らす相手ではなかったはずだ
……つい最近できたであろう痣を見て、何度も思い返す

爽やかに笑うゴディクスさんに質問を投げかける

「私は、貴方の何ですか」

「急にどうしたんだい？私の弟のように唐突にしゃべり出して……」

「……私は、本当の私は――」

貴方が嫌いだったはずじゃ。

＊

衝撃が走った。

何故、記憶が戻ったのか

また、また調教しなければ。
もっとショックを与え、私だけに依存させなければ

「君を傷つけたくはないが……仕方ないね」

一体、いつになったら彼女は私のものになるのだろうか

＿

キャラ掴めてるか心配です。