【APH】愛を受け取って【ヤンデレ】

〃 ページ48

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私はいつの間にか、外に出るということに恐怖を覚えていたみたいだ




前みたいに、外に出たら襲われる。
そんなことが身体み染み付き、脳裏から離れなくなっていた






外は暗くて、寒くて、恐い







どうにかしようとしても、私の身体からは拒否反応が出る





外に出たいのに、震える





それをわかっていたかのように、私を見る









「もう一度、扉の前に立ってみたら如何でしょう。きっと、出られるかもしれないですよ？」





悪魔の囁きが、私を洗脳していく









「なんで、身体が言うこと聞かないの……ッ」




「それはな、トラウマを植え付けられたからだと思うぜ。ほら、一日放置されたとき……不安だっただろ？」








あのときのことを思い出すと、涙と冷や汗が同時に溢れでる







「こんなにも扉が開いているのに、出られないなんて……可哀想ですね」




「可哀想、」




「ああ。可哀想だ。俺らに洗脳されて、安心する場所がわからなくなるなんてよ」









自分が、自分ではなくなっていく





私は、誰を信頼すればいいのか。
私は、誰を頼りにすればいいのか。







そうだ。この二人がいるんだ









「……私には、二人が必要なの……？」




「……ああ。もう、俺ら以外に誰か頼るヤツはいるか？」




「いませんよねぇ?」









……もう、頭が追い付かないよ。









「ほら、好きっていえ。愛してるでもいいんだ」




「そうですよ。私たちが一生かけて守りますよ」









私は、小さな声で答える









「……好き、です」









＿＿洗脳完了。









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島国でしたー。まさかこんなに続くとは思っていませんでした(笑)
この二人がタッグを組んだらやばそうですね…。
姫藍さん、リクエストありがとうございました！([∂]ω[∂])

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