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エリザベータ・ヘーデルヴァーリ “孤立誘導” ページ32

_百合表現あり。






私はあの子が大好き。
毎日ずっといても飽きないわ。





あの子とお揃いにしたり、一緒に出かけたり
そんなのは、まだお友達のようでしょ?




でも、私は違うの。
私はあの子を心の底から愛しているの





ローデリヒさんも好きだけれど、恋愛とか、そんなのじゃないの








あの子が私だけを頼って生きてくれればいいのだけれど……






あ。そっか。









「脅してしまえばいいのね!」








あの子に近寄る輩は、私が追い払ってあげなきゃ♡

















まず最初は、女子を脅さなきゃ。
私に逆らえる女なんて、誰一人としていない




それに……悪い噂を流しちゃえば、みんなその気にしちゃうでしょ?





男子は……手強いヤツがいるのよねぇ。
あの一人ぼっち野郎が、妙に勘が良いから





ま、いっか。


いざとなったら、病院送りにしちゃえばいいんだもの。









「ねえ、知ってる?」








にやけた口角を、抑えられなかった。















この頃、一人ぼっち。
前まで一緒に話していた友達でさえ、距離を置かれるようになった。




私が何かしてしまったのだろうか。
お気に入りのシャーペンを握りながら考える




すると、大親友と言える人物、エリザが話しかけてきた。




私が一人というのを察してこちらに話しかけてきたのか否か
どうしたの。と聞けば、何か悩んでるのね。と返してくる








私のことをわかってるんだなぁと思いながら、全てを話した









「そうなのね……。こんなにも良い子なのに。大丈夫よ! 私がいるじゃない!」





「そうだよね、エリザがいるんだもんね。なら、心配しなくてもいっか!」





「そうそう! あ、今度一緒に出かけない?」









彼女の優しさに、溺れていく。
















私だけを信頼し、私だけを見てくれる。
なんて素敵なことなんでしょう。素晴らしいわ





けれど、アイツが邪魔をする
フライパンを持って、背後に回る









「Aちゃんと私の邪魔をするアンタ、本当にキライ」





「おい、なんだよ、おいッ」









銀色の髪が、紅に染まる。





もう、私とAちゃんの邪魔をする輩は消えたわ。









「さて。早く家に帰って、Aちゃんに電話しなくちゃ!」









赤い地面は見ないフリ







_
ヘタ女子が連続で来ます。
百合っぽくないですが、苦手な方は読まないことをオススメします。

アリス・カークランド “世話焼き”→←ピーター・カークランド “独占”



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佳乃(プロフ) - ベルギーサアアアアン!! (2022年1月10日 2時) (レス) id: 0f3f2d8a6a (このIDを非表示/違反報告)
何でも - し、島国怖いィィィィィィィ!!!!! (2017年12月28日 3時) (レス) id: a7ec498160 (このIDを非表示/違反報告)
亜虞 - ヤンデレ、大好きです! (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9daca0b6b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきね - 続編楽しみにしてます! (2017年6月2日 20時) (レス) id: 24ee296c24 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ワイちゃん、ありがとうございます!ワイちゃん可愛いです (2017年6月2日 6時) (レス) id: ccfee82074 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずあめ@おれんじ | 作成日時:2017年4月16日 20時

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