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王燿 “食人” ページ16

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この一言から始まった。







「我、Aを食べたいある」









冗談でしょ、と返したが彼は本気の目をしていた。
何を思ったのか、ナイフを取り出しては、私の指を切った





血がたらりと垂れている。
普通なら、急いで消毒をするはずだ







なのに彼は、私の指をぱくりとくわえた
少女漫画のように、これで消毒なみたいな展開ではない








「ちょ、王なに!?」





「美味しいあるね、この血……」









恐怖を覚え、家から飛び出した。
あんなの、私の好きな彼氏じゃない







愛とは、一体なんなのか。














彼女が、我から離れた。
今までこの性癖を隠していたのも悪いのかも知れない




でも、知ったところでAはどうなのだろうか。
我が告白したところで、きっと断るはずある








何が正解なのか。我はわからない








「せんせ。愛を、間違えちゃ駄目ヨ」





「もう、遅いある」








もう、いっその事――
















次の日。
彼を警戒するあまり、周りの友人から不審な目で見られた。




上手く誤魔化したが、不安が残る








すると、梅ちゃんと一緒に登校するのを確認
私や、彼女らをどんな目で見ているのか。疑問が浮かぶ




しかし、もう質問できるような勇気はない








だらだらと過ごし、放課後になってしまった







彼からの呼び出しで、一緒に帰ることになる。
しかし、距離は離れており、警戒心はマックスだ









「我の家に来るあるか?」





「い、いや」





「……」









ゆっくりと近づいてくる王は、きらりと光る何かを持っている
一瞬にして、殺されると確信した






逃げようとしているのに、足が震えて逃げられない









「や、やめて……おねがい、やめッ」












気絶させられたと思ったら、王の家にいた。
そして、目が覚めた刹那――









「再见」








赤い飛沫が、部屋中に飛び散る
そして私の意識も同時に消えていった
















「一緒になれないなら、こうすればよかったあるね……」






美味しい。美味しい

鉄の味が、口の中に広がる






くせになる味。









「これで、一緒あるね」









さっきまであった彼女の体は、そこにはなかった









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初にーに。
どうでもいいですが、ニコニコ超会議に行ってきました。
目的の実況者さんを見られて満足でした。

台湾 “観察”→←ギルベルト・バイルシュミット “排除”



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佳乃(プロフ) - ベルギーサアアアアン!! (2022年1月10日 2時) (レス) id: 0f3f2d8a6a (このIDを非表示/違反報告)
何でも - し、島国怖いィィィィィィィ!!!!! (2017年12月28日 3時) (レス) id: a7ec498160 (このIDを非表示/違反報告)
亜虞 - ヤンデレ、大好きです! (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9daca0b6b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきね - 続編楽しみにしてます! (2017年6月2日 20時) (レス) id: 24ee296c24 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ワイちゃん、ありがとうございます!ワイちゃん可愛いです (2017年6月2日 6時) (レス) id: ccfee82074 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずあめ@おれんじ | 作成日時:2017年4月16日 20時

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