【APH】ヤンデレカントリーズ

seven ページ8

＿








和解()をした三人は、自分の席に戻った。
私は移動をしてない故、疑いをかけられることがない




けれども、怪しまれるのは当たり前。









「誰かと話した？」





「い、いや。急にどうしたの、フランス」









間をおかれ、返答は曖昧だった。
……はぐらかされた。









フランスの瞳を見ると、何かを考えている
これはもしや、女のこと？








………もし私のことだとしたら、また一人増える
いや、自分が可愛いとか、そんな意味は込めてないよ。




もしそうだとしたら、扱いが厄介なヤンデレが増える、ということ





因みに、カナダも相当やばい。
普段はほんわかしているが、彼は二重人格者なのだ




なので、全くの別人に変わり果て、私を責めてくる






随分昔に、彼に首を絞められた記憶がある

あれは、私が悪いわけでもなく、勝手に変化していたのだ









対策なんて考えても、すぐに打ち砕かれる。
なので、あまり気にしないでいくのが一番だ









「兄さん、話が進んでないよ」









話しかけても、兄は反応しない。
……これじゃ、先に進まない







と思っていると、体がムキっとしている人物が、怒鳴り声を上げた。
私は若干驚きつつも、彼の話を聞いている









兄もやっと気づいたようで、自分の席へ戻ってくる
別にそれはいいのだが、視線がすごい








まるで、獲物を狙っているかのよう








「何か意見はあるか」









彼が質問すると、兄は反抗した。
ヒーローの俺がいないじゃないか！ と









ああ、面倒くさい









＿


(会議がこんなんだっただなんて)



(でも、案外楽しい)

eight→←six

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す