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非行なあの子と思い出の日/3 ページ10

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口が悪くて、非行なことをしている悪い子。
そんな女子に恋をした。




男の俺より格好良くて、強かった。目を奪われてしまったといっても過言ではない。


そんな彼女と今、偶然出逢ってしまった。いや、ストーカーとか、そんなことはしてないよ。









「……なにさ」









殴られたような痕があり、痣になっている。
切り傷も多数あり、見ていて痛々しい。






何となく毎日持っている絆創膏を差し出すと、はね返される。
不機嫌になりつつあるが、俺はお節介を焼く。









「バイ菌入ったら大変なことなるよ。公園行って、まずは血を流そうよ」


「うっさい。なんで私に構うのさ」









そりゃ気になるからね、とそう伝え無理矢理公園へ。
抵抗するが、男と女の差だ。勝てないみたい。









「ハンカチ使って。はい、絆創膏」


「……アンタ見たいな人、初めてみた。私に話しかけるなんて、物好きだね」


「物好き、ねー」









冷えこむ夜。広い公園に二人っきり。
月に照らされる彼女の顔は、どんな女優さんより綺麗だ。









「完了。ほっぺのとこは、家に帰ったら冷やしてね」


「……このハンカチ、明日返す。ついでに礼も」








冷たい人という偏見がある彼女だが、人情が厚く、根は優しい人物なんだと認識する。









「少し我が儘言っていいかな」


「……なに」


「……毎日じゃなくていいからさ、時間があれば一緒に喋っていいかな」









変な人、と言われてしまうが、俺は変な人でいい。物好きな男でいい。

最初の印象なんてどうでもいいから、とにかく距離を縮めたい。









「名前は? 私はAだけど」


「shu3だよ。よろしく」







突然の自己紹介に驚きを隠せないが、俺ができる精一杯の笑顔を見せた。
フードで隠れているかもしれないけど。








これからが楽しくなるなぁとニヤけながら、二人で公園を出た。








これが、彼女と初めて喋った思い出の日。









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五月蝿い俺と高嶺の花/mzm∞→←叶う瞬間/sgr



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みずあめ@おれんじ(プロフ) - 稲葉さん» いえいえ!全然大丈夫ですよ!自分の誤変換が悪いので(笑) ご指摘、ありがとうございます。これからも更新頑張ります! (2018年4月2日 0時) (レス) id: d953d2290d (このIDを非表示/違反報告)
稲葉(プロフ) - 想う気持ちは同じの「懐かしいねえ〜」というセリフで“再開”になってます。“再会”かと思ったのでコメント失礼しました。こんな形で初めてコメントしてしまいすみません!前からひっそりと楽しく読ませていただいてました!これからも頑張ってください。 (2018年3月27日 23時) (レス) id: 1da9c8f631 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずあめ@おれんじ | 作成日時:2018年1月8日 23時

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