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寂しさと感謝と 7 ページ20

丈「康二!!」




康二「え、俺?龍太君じゃなくて?」




龍太「いいから!」



いつもよりギュッと固く繋がれた円陣




後ろから見ている為にどんな表情をしてるのかは分からない



でも、彼らの背中からは激しい思いが強く感じれた






康二「お前らいけんのか!!!」




「「「「「「「「俺ら次第や!!」」」」」」」」



康二「行くぞ!!!!」




「「「「「っしゃあ!!!!!」」」」」


やって来てしまった、と言うべきなのかもしれない



千秋楽の幕があがってしまった



いつもより大きな声の叫びに思わず胸が熱くなる



円陣の終わりと共に各自でイヤモニを付けたりなどの作業を始めた


それを端で見つめる


康二「A」



そんな中、わざわざ近寄ってきたのは康二君で


名前を呼ばれるだけでもドキッとして


寂しさと感謝と全てが溢れ出た



康二「…何でもう泣きそうになってんの」




「…んなことないです、」




と言いつつも、かなりやばかった



康二「ありがとうな」



「…え?」



康二「俺をSnowManに入れてくれて

そして何より、Aがジャニーズに戻ってきてくれたこと

ほんまに感謝してるよ」



「…康二君」




この状況でそんなことを言われれば涙腺はすぐに緩んでしまった





康二「…待ってや、早いって。笑

俺も泣きそうになるやろ…っ、」





「…今まで関西Jrとして、お疲れ様でした

これからも関東で頑張ってください…っ、応援してます」




康二「うん、ありがとう…

俺の関西Jrとして最後の舞台、ちゃんと見ててな…っ、」





そう言って私の頭に手をポンと置いてそのまま舞台へと向かっていった



今は別の方向で働いてるけど、康二君とはJr時代はシンメてしてライバルとして仲間として切磋琢磨してきた



本当は甘えたやけど、心を鬼にして後輩を叱ったり



裏で人一倍努力していたり



ひたむきに頑張る康二君にいつも尊敬の眼差しを向けていた




そんな康二君の大事な大事な公演





この目でしっかりと焼き付けよう、そう心に誓った

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柚月(プロフ) - ひびたんさん» コメントありがとうございます。 ただ今シングルマザー始めましたの作品は編集中でして、編集が終わったページを順次公表している次第です かなり不定期更新ですが、ご理解いただければ幸いです! (2020年1月14日 22時) (レス) id: 485849d8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - 突然すみません。いつも楽しく拝見させていただいています。他の作品も読みたいのですが、パスワードを教えてもらったりはできますでしょうか? (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - こんばんは (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 最初から読ませてもらっているのですが、毎回とても感動しています。本当にこのシリーズが大好きです。いつもありがとうございます。 (2019年9月11日 22時) (レス) id: 78c8ddfb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚月 | 作成日時:2019年8月23日 21時

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