蒼い燈 Aoi_Hikari 19 (ページ37)

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千秋楽は 6 ページ37

side 向井康二

千秋楽が終わってしまって

徐々に迫っていく関西Jrとしての時間

関西Jrとして松竹座での最後のライブもこれで終了

早く進んでしまう時間に戸惑いさえ浮かんでいく

もう残されてる関西Jrの活動はあけおめコンサートだけになってしまった

龍太「…なにわ男子、カウコン出るって」

楽屋を片付けてたら、ポツリと龍太君が一言

「…え、そーなん…っ」

知らんかった、初耳

先に進んでいくなにわ男子に焦りが追いかけてくる

龍太「…俺の分まで…この俺の悔しさもお前が取り返してや、康二はまだチャンスがあるんやから」

「…何よそれ」

龍太「なあ、冷静に考えてないやろ？」

「え？何が？」

龍太「SnowManが何でいきなり新メンバー入れようとしたのか」

「…それは滝沢君がプロデューサーになって、その改革の一環なんじゃないん？」

龍太「じゃあ何でわざわざSnowManだけをそんなことした？」

「…SnowManには何かが欠けてると思ったから？」

龍太「確かにそう思ったとしても、新メンバーを入れたら今現在SnowManを応援してるファンのほとんどは間違いなく批判する

そんなデメリットがあるにも関わらず、滝沢君はSnowManを増員した」

「なあ、さっきからどゆこと？全然意図がわからん…」

龍太君が伝えたいことが分からんくて純粋に聞けば、

はぁ、とため息を漏らして口を開いた

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龍太「そこまでしてでも増員したのは、

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SnowManを本気でデビューさせようとしてるからやろ」