蒼い燈 Aoi_Hikari 19 (ページ26)

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緊急招集ページ26

side 金村A

昨日、丈君が楽屋に呼び出し、なにわ男子が変わり始めようという姿が見え始めて

早速、入り時間より前に来て自主練習をしたり個々で頑張る姿を見ることが出来た

今日の公演が楽しみで仕方なくて

彼らのパフォーマンスを心待ちにしながらリハ室でパソコンに向かって別仕事をしてた

大倉「A、千秋楽の事で話があるんやけど、」

「はい」

大倉「エンディングの挨拶って誰がするとか決めてる？」

「いや、まだ決めてなかったですね

順番的には大吾君かなって思ってましたけど、別メンバーを敢えて選ぶっていうのもアリですよね」

大倉「そやなー

まだ時間あるし今日見て考えるのも、」

そんな話をしてる中、いきなり滝沢君から電話が来て

「すみません」

大倉「誰から？」

「滝沢君です」

大倉「じゃあ出て。笑」

「すみません、ありがとうございます」

大倉君にすみませんと伝えて電話に出る

「もしもし」

滝沢『金村？ごめん、今から最短で何時に東京来れる？』

「…はい？」

滝沢『だから！今から東京まで来いって！！何時に来れるの！！！！』

何故かめっちゃ急かしてるし、とてつもなく大きい話があるんだと察しがつく

「究極に急げば19時～20時までには品川に着きますけど」

滝沢『分かった。それで先方にも話つけとくから

とりあえず急ぎで新幹線でも何でもいいから来い！分かった？！』

「…あ、はい」

あと1時間ちょいで関西Jrの公演が始まるけど、そんなことすら言わせてくれる隙がないぐらい急がされてて、もう行かざるを得ない状況で

大倉「え、何、どしたん？」

「…なんかよく分からないんですけど、急いで東京に来いって

すみません、ちょっと東京行ってきます」

大倉「おぉ、それは頑張って。笑

また今日の公演の録画送るから、それ見て千秋楽のエンディング挨拶考えて欲しい」

「分かりました

急でほんまに申し訳ないです、では」

何のためにかは全く分からんけど、とりあえず急ぎで新幹線に飛び乗った