蒼い燈 Aoi_Hikari 18 (ページ7)

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千秋楽は始まり 5 ページ7

ジャニーさんが話終わったあと、そのまま部屋を去ってそれに続いてAと大倉君も出ていこうとした時、

康二「Aは…、」

A「…ぇ…？」

康二「…俺を裏切ったんやな…っ、」

龍太「おい！康二！！」

康二「Aはどうせ俺を入れてくれへんかったんやろ…」

「辞めようやそんなこと…っ、」

康二「…うるさい…メンバーに入れたくせに…っ、」

「それは…っ、」

大倉「確かにAはお前を入れへんかった

でも俺は入れた

ちなみにAと俺が選んだメンバーは誰一人被ってない

だから結局はジャニーさんの独断と偏見や

恨むならAじゃなくて事務所を恨め

Aの弱さに漬け込むな

今のお前、みっともないぞ…」

康二「…っ…、」

康ちゃんは歯を食いしばったままに部屋を走って出ていってしまった

その瞬間、Aが崩れ落ちた

丈「A？！？！」

咄嗟に近くにいた大倉君がAを支えた

A「…ﾊｧ…っ、ｳｯ…」

過呼吸気味になったA

結局進藤さんが駆け付けてくれてAは隣の部屋に連れて行かれた

大倉「分かった？

Aはこれだけ関西Jrと必死に向き合ってたんや

Aだって何回も悩んでた

関西Jr皆頑張ってるから誰も選ばれへんって

それでも考えに考えてメンバーを出した

ノートに皆の特徴を必死に写して今の関西Jrに、ジャニーズに、芸能界に、どんなグループが必要なのか分析して

適当に選んだわけじゃないってことは分かって欲しい

俺だってそう

お前らの人生を変えるみたいなもんやし

だから、それだけはわかって欲しい

この結果に満足いってないやつもいっぱいおると思うけど、あくまでも俺とAがこの1ヶ月見て何回も何回も考えた結果やから

まだチャンスもある

これからも皆のことを公平に見るつもりやし、色んなジャンルでグループを作るつもりやってジャニーさんも言ってたし年齢も歴もキャラも関係ない

全員にチャンスはある

だから諦めずに11月ぶつかってきて欲しい。期待してるから」

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

Aも大倉君も真剣なんやってことはここにいる全員が理解した

康ちゃんはこの部屋に結局戻ってこやんかった____