蒼い燈 Aoi_Hikari 18 (ページ5)

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千秋楽は始まり 3 ページ5

side 西畑大吾

進藤「1人目は、西畑大吾」

「はい」

急遽始まったグループのメンバー発表

これは実質関西Jrのメインメンバーの発表と同じ訳で

早々に呼ばれた自分の名前に安堵する

ジャニー「分かってると思うけど、Youはセンターだから」

「はい」

グループのセンターとしていなければいけないという責任感も同時に請け負った

進藤「2人目、大西流星」

流星「…はぃ、っ、」

この夏、1人で色々悩んで苦しんでた流星

それでも何とか必死に頑張って努力した結果が身を結んだことに流星の目にも思わず涙が零れた

進藤「3人目、道枝駿佑

4人目、高橋恭平

5人目、長尾謙社」

「「「はい」」」

正直、グループを作ると宣告された時この3人は間違いなく入るだろうと思ったほど今ノリに乗ってる3人

オーディションの時から知ってる3人とまさか一緒のグループになるなんてあの時は知る由もなかった

進藤「残り2人は、」

この流れはきっと龍太君と康ちゃんなんやと

誰もがそう思ってて

でもそれやったら今のメインメンバーと何らかわりないし、わざわざ発表なんてする必要があったのかと疑問さえも浮かんで

でもジャニーさんの口角が少し上がったのを俺は見逃さんかった

きっとこれは違うんや、と

進藤「残り2人は、

·

·

藤原丈一郎と大橋和也」

丈「…え…？」

進藤「以上、この7人でやっていってもらうから」

「「「「「「「はい」」」」」」」

横を見れば下を向き涙を隠す康ちゃんの姿

そんな康ちゃんの背中を優しくさする龍太君の表情も決して明るくはなかった

進藤「以上、そういうことだから」

道枝「あの、グループ名って…」

進藤「あぁ、…社長、」

ジャニー「そうだねえ…

じゃあ、『なにわ男子』で」

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

なにわ男子…

そのままやんって思ったのは秘密