蒼い燈 Aoi_Hikari 21 (ページ6)

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挑む春松竹 4 ページ6

本来、Game of LoveはAぇとなにわの2グループだけでやる予定やった

それはダンスの技術などを考慮した上で事務所側で判断した結果で

でも、それでいいのかと疑問を抱き続けていた

りとかんにもチャンスを与えたい、りとかんをこの曲から排除することはりとかんの芽を摘んでいるのと同じではないか、と

彼らには次世代のメインメンバーとして頑張ってもらいたい

だからこそ経験させてやりたかった

神山「なるほどね…本番、明日やけどいけるん？…振り付けは変えるつもりないけど」

そう言って5人の表情を伺うように見つめる神山君

Game of Loveは関西Jrの曲の中でもかなり難しい振付

そして運動量がかなり多いし、覚えたとしても頭と体がついていけない程素早いフリ

それを1日で完成できるのか

5人を追加するのならばもっと早い段階で伝えるべきだったかもしれない

確かにその後悔もある

でも、どうしても見たかった

琥太朗「やらせてください…」

拓哉「…本番には絶対間に合わせます、何としてでも

だからそのチャンスください、お願いしますっ…、」

彼ら5人の真剣な闘争心に芽生えたこの眼を

こんなにも本気でやってやろう、というこの表情

誰1人迷いがなくて真っ直ぐに神山君を見つめていた

神山君も彼らのこの勢いを汲んでくれて

神山「分かった

今から立ち位置考え直すから、丈達から振付教わっといて」

「「「「「はい！」」」」」