蒼い燈 Aoi_Hikari 21 (ページ4)

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挑む春松竹 2 ページ4

side 大西流星

A「ちょっと高いけどこのコード、いける？」

和也「もう1回原曲聞いて頑張ってみる」

A「おっけ」

到着すれば、お兄ちゃん組3人はもう着いてて

あの頃の髪型に戻ったA君が大橋君と話してて

昔に戻ったようなこの光景に少し時が止まったみたいに感じてしまった

大吾「あ、流星こっち」

ダンスの練習中な大ちゃんと丈君に手招きされてそっち側に向かう

「え、何が起きてる？」

丈「今Aの大改革中」

大吾「はっすん、急遽恋を知らない君への冒頭でアカペラすることになったみたい

それの打ち合わせ中」

丈「んで俺らも立ち位置とか曲順だいぶ変わってさ

それの調整中」

大吾「Aに全任せする訳にもいかんからね」

「流星もやる」

せっかく覚えたフリも立ち位置も一から覚え直し

でも、久々のこの感じが何故か楽しくて

明日やのにやばいな、なんて笑いながら覚える日

昔と違うのは、1人で焦って思い詰めることはない

年下組3人もやってきてメンバー全員7人とAとでああでもない、こうでもないとか言いながらも皆で頑張って、皆で苦労を積み重ねているから

同じグループのメンバーがいるから、だから1人じゃないから、安心感が芽生える