蒼い燈 Aoi_Hikari 21 (ページ46)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:98,651 hit

前日に控えて 3 ページ46

ジャニー「で？なにわ男子はデビューは出来そうなの？」

「…ジャニーさんも薄々分かってるんじゃないですか？次のデビューするグループ」

ジャニー「え、なに。なにわ男子デビューは諦めたの？」

「諦めは絶対しません

でも今は頂いた沢山のお仕事を全力で取り組んでもらうことがなにわ男子に大事なことなので

それを達成してこそデビューへの道が開けると思うんで」

ジャニー「そう…

関西Jrは？どんな感じ？」

「Aぇは横山君の指導の元、新しいライブに向けて頑張ってむす。横山君も横山君でAぇのためにお仕事を拾ってきてくれたり演出も磨きが掛かってて有難い限りです…

lilかんさいはこれからですね。とりあえずAぇのライブでバックについて先輩の技術を盗んでもらえればなって。本当に優しくて性格が良い子達ばっかりである意味ガツガツしてないっていうか…まあそこが彼らの良い所でもあるんですけどね

他のメンバーも舞台やら先輩のバックやらで大忙しですし、18年組なんかはファンも増えていい波がきてますよ」

ジャニー「良い感じになってきたね」

「…で？本題は？」

疑うような目でそう言えば、

ジャニー「…何、僕が何か言おうとしてたの分かったの？」

「分かりますよ、何ですか？」

ジャニー「Youに頼みたいことがあるの

これなんだけど」

カバンから出されたのは1枚の封筒

「開けても？」

ジャニー「どうぞ」

開封してみれば、そこから出てきたのは1枚のチケット

それはライブのチケットなんかじゃなくて、飛行機の…それもロサンゼルス行きのチケット

「…なんですかこれ」

ジャニー「美少年がさ、どうしてもアメリカで武者修行したいって言うのよ

でも僕ももうアメリカまで飛行機はしんどいの

だからYouに代わりに行って欲しい」

「滝沢社長じゃなくて？」

ジャニー「その日付見て」

ロサンゼルス行きのチケットは8月のものだった

夏頃にどこかのグループがデビューするから、8月はきっと滝沢社長は忙しくなるのでアメリカ留学に付き添える訳はない

ジャニー「全部付き添う必要は無い

関西Jrの仕事もあるだろうし、何日かでいいからお願いしていい？ほら、Youは最近までアメリカに居たから英語慣れてるでしょ？」