second Love (ページ10)

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龍斗「…ふふ、冗談だよ笑でも他の男の人の前でそういう事言わないようにね？」

A『も～龍斗くんのバカ！凄いドキドキしたんだからね！！』

龍斗「ごめんごめん笑」

貴方を困らせたくなかった俺は咄嗟にそう誤魔化した

でもその怒る姿さえ愛しい

A『仕方ないから許してあげる！』

龍斗「ありがとう笑」

そう陽だまりのように優しく微笑む貴方に

俺の心はまた掻き乱されるのだ

そしてその笑顔を引き出してるのは彼奴なんだなと思う度

悔しくて悔しくて堪らない

なんで浮気なんてするような奴がいい？

俺ならそんな風に悲しませたりはしないのに

今日も貴方に伝える事の出来ない黒い部分を

心の中で貴方に問いかけている

でもその問いかけに貴方は気付かない

A『あ、そうだ！龍斗くん今日お母さんに買い出し頼まれてるから付き合って！』

龍斗「…いいよ」

時に人は残酷な事をする

貴方にとって俺はそういう対象には見れない

俺は貴方のﾞ幼馴染゛でしかないのだから