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story8 ページ8

その日から始まった俺と貴方の関係




幼馴染でも無く恋人とはまた違う




名前のない関係






俺の彼女とは呼ぶ事は出来ないけど





A『…龍斗くん』





貴方が俺の事を呼んでくれる



俺の事を少しでも考えてくれたらそれだけでいい




龍斗「…どうしたの。また何かあった?」



A『…瑞稀くん今日も先帰っちゃったの、』




目を潤ませ下を向く貴方は相変わらず綺麗で




龍斗「…そっか辛かったね」



俺は優しくその華奢な身体を抱き締めた




A「…っう」




潤んだ目から零れ落ちた涙を指でそっと拭った




こんな風に泣く程彼奴が好きなんだと思うと




俺の中の黒い感情が渦巻いて苦しくなるけど



俺に頼ってくれてるのが嬉しくて



ただただ抱き締しめる





あぁ、俺は貴方がこんなにも好きなのに



どうして気付いてくれないのだろうか






゛俺ならそんな表情(カオ)させないのに゛

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作者名:みぃれん | 作成日時:2019年6月9日 1時

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