second Love (ページ6)

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A『…り、龍斗くん？』

龍斗「あ、…ごめん」

自分の気持ちを抑えきれずついしてしまった口付けに戸惑う貴方

その顔すら愛しく思ってしまう俺は重症だ

A「だ、大丈夫だよ。ちょっとびっくりしたけど」

そう優しく微笑んでくれる貴方は

ただただ綺麗でもっと近付きたい

俺のモノにしたい

そんな感情がよぎってしまう程だった

龍斗「ねぇ、Aは今のままでいいの」

A『…へ？今のままって…』

龍斗「瑞稀くんに浮気されたまま、ずっと言わずに我慢するつもりなんでしょ？？」

A『…なんで』

龍斗「ずっと見てきたからそれくらい分かる。A優しいから」

A『…。』

龍斗「今のままでいいの？辛くない？」

A『…そんなの辛いに決まってるよ』

龍斗「じゃあ俺が忘れさせてあげる」

A『…え、何言ってるの龍斗くん』

貴方のその悲しそうな表情を見たら

俺が傍に居てあげないとって

そう思う反面

俺の貴方を奪いたいという本心から

気がついたらそんな事を切り出していたんだ、