寝ない子誰だ。[rbr] ページ8
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小春「そういえばこのお城の見取り図みたいなの貰ってたなぁ…どこにしたっけ」
ｺﾞｿｺﾞｿ
小春「あ、あった。ポケットに入れっぱなしだったのかぁ…」
小春「えーっと…？食堂に防犯管理室に……多すぎｨ!!」←
部屋数を見る限り20個近く無い……？
小春「あ、ロボロさん」
ロボロ「お！小春ちゃんやん！どうしたん？こんな夜中に…」
小春「皆さんの自室以外の戸締り確認してるんですよ〜…でも部屋数多くてちょっと絶望しかけてました！」←
ロボロ「あー…俺らの城めっちゃ部屋数多いからなぁ……あ、何だったら俺手伝おうか？」
小春「え、悪いですよ〜！それにロボロさんはお城の人ですし……」
ロボロ「いやいや、ええんやって！俺だって眠れなくてその辺歩いてるようなもんだったし」
小春「あ、そうだったんですか…！えっと、じゃあ、お手伝い、お願いしても大丈夫ですかね…？」
ロボロ「任せといて！じゃあ俺は…ここっから……ここまで見てくるから」
小春「範囲多くないですか！？」
ーさんじゅっぷんごくらい(小並感)ー
小春「あっ、ロボロさん！おかえりなさい！」
ロボロ「ただいま小春ちゃん。こっち終わったよ」
小春「本当に何から何まで…ありがとうございました……」
ロボロ「んーん、大丈夫。俺がやりたくてやっただけだから、ね！」
小春「あっ、でも……」
ロボロ「？？」
小春「このことは、先輩達には内緒、でお願いします…！」
そう言って私はロボロさんの紙で見えない唇に指を押し当てた。
そして私はそのまま、じゃあお疲れ様でした！と自室に戻って行った。
ロボロ「お、おう！まかせ、といて！」
俺はそう言って小さくなっていく小春ちゃんの背に手を振った。
ロボロ「何なんあの子……可愛すぎひん……？」
あんなの誰にも言えるわけないやろ…と頭を掻きながら俺は自室に戻っていった。
これを偶然目撃していたコネシマに責め立てられるのはまた別のお話。
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霙(プロフ) - 青色さん» 青色さん初めまして！お読みいただきありがとうございます…！青色さんの応援を糧に更新頑張ります…！ (2017年8月19日 17時) (
レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - どうもはじめまして！小説読ませてもらいました、とても面白い内容で楽しく読んでいます。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年8月19日 10時) (レス) id: ebc2e5e0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作成日時：2017年8月17日 22時
