Dance with me?[kn] ページ47
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コネ「落ち着かんわ〜……このタキシード」
タキシードに身を包んだコネシマは随分と不満気に頬を膨らませた。
シャオ「お前正装とんでもないくらい似合わへんなwwww」
コネ「しゃーないやろ！ww髪型とかのせいでこれ完璧アメリカのマフィアやで」
ロボロ「でも顔はええからなんか腹立つわ」
３人が雑談を交わしていると女性専用の更衣室から声が聞こえてきた。
小春「お、お待たせしました〜……」
そう言いながら姿を表した小春は、普段の可愛らしく、幼げのある見た目ではなく、水色のドレスに身を包み、肩まである髪をふわりと靡かせていた。
メイクもあまりしていないのにこれほどまで美しく変わった小春に３人は感嘆の声を上げた。
シャオ「………めっっっっちゃ可愛いやん！なぁロボロ！」
ロボロ「本当……！めっちゃ似合ってる…その、大人っぽいっていうか…？」
二人はすぐさま彼女の元へ駆け寄りその美しさを褒め称えた。
しかしコネシマはその美しさに声も出せずにいた。
シャオ「コネシマ、お前が褒めんでどうすんねん……認めたくないけど今日はお前が隣に居らなあかんのやから、一言だけでも褒めたれよ」
いつの間にか隣に来ていたシャオロンの言葉にふと我に返ったコネシマはぶわぶわと顔を赤く染めていった。
自分が彼女に見惚れていたという事実が彼をそうさせた様だった。
コネ「う、うっさいねん…！」
そう言い立ち上がったコネシマは椅子にかけてあった白いボレロを乱雑に掴むとその勢いに任せ彼女の手を引っ張り歩き出した。
小春「う、ぅえっ！？」
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ロボロ「な、何やったんや…？」
シャオ「ちょっとは素直になればええのに……ってかめっちゃ可愛かったな…」
ロボロ「ほんそれ！俺も行きたかったなぁ…」
シャオ「お前が一緒に行ったらただの姉弟やろ」
ロボロ「やかましいねん！」
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ー馬車内ー
小春「こ、コネシマさん……？似合ってません…よね、すみません、舞い上がって……」
コネ「そ、そんなことない！」
小春「へっ……？」
コネ「あ、あの……似合いすぎて、声が出なかっただけやねん！」
小春「！？あ、ありがとうございます……」
コネ「？……あっ」
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霙(プロフ) - 青色さん» 青色さん初めまして！お読みいただきありがとうございます…！青色さんの応援を糧に更新頑張ります…！ (2017年8月19日 17時) (
レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - どうもはじめまして！小説読ませてもらいました、とても面白い内容で楽しく読んでいます。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年8月19日 10時) (レス) id: ebc2e5e0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作成日時：2017年8月17日 22時
