普段とは違う[gr,ut,tn,em] ページ31
.
愛する彼女の自室にバタバタと足音を立てながら向かう。
グル「Aｯ…！」
部屋のドアを勢いよく開けると本を読んでいるAが居た。
『え？グルさん？どしたのそんな急いで』
グル「お、俺以外の誰かと会ったりしたか…！？」
『えー…何急に…ずっとここに居たから誰とも会ってないけど？』
ほっ、と俺は安堵し彼女のベットに腰掛ける。
薬の効果が如何程か分からないが一応天才の神の事だ。
まぁ、信用してやろう。
悶々と考えていると、急に彼女は立ち上がり、
『あ、会いに来てくれたの……？』
と、俺の手を握った。
グル「え、A…？」
『急に来てびっくりしたけど、凄い嬉しかった……。あたしだけ…？こんな緊張してるの…』
グル「っ…」
いやいやいやいやいやいや、変わりすぎだろ可愛すぎだろ。
いつもの青い瞳を細めて寂しそうにこちらを見つめる彼女は実に身体に悪い。主に下半身に()
ここで俺はどうしても一つ聞いておきたい事があった為、弱々しく握ってくる彼女の手を握り返した。
グル「Aは……俺の事、どう思ってるんだ…？」
いくら惚れ薬の作用だからと言っても彼女の口から二度と聞けないような事を聞く。
『好き……好きだよ。ずっと、ずっと前から……グルさんは、あたしのこと、嫌い…？』
グル「っ……そ、んな訳ないやろ。俺もお前が好きだ、ゾ……」
普段なら、トントンの前でならいとも簡単に言える言葉でさえ、彼女に伝えるとなると死ぬほど緊張する。
『ふふっ、嬉しい……』
そう彼女が俺に抱きつくと薬の副作用か何かで彼女は眠ってしまった。
グル「……何やねん……心臓に悪過ぎるやろ…」
顔を真っ赤に染めた彼が自室から出るのをトントンに偶然見られるのはまた今度の話。
そのごのはなし
『おはよーっす…なんか寝てたわ……』
鬱「あ、Aちゃん！！平気！？」
『……へ？何が？』
トン「A！！大丈夫か！？腰とか痛くないか！？」
『んんん？？だから何で？』
エミ「グルッペンに何かされたんじゃないんですか…！？」
『えぇ…？マジでなんも覚えてないんだけど……なんかしたん？』
グル「だから何もして無いと言っているだろう……(何もしてないとは言ってない)」
素直すぎて……[so]→←身体に悪いハニートラップ[sn,gr,so,ht]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霙(プロフ) - 青色さん» 青色さん初めまして！お読みいただきありがとうございます…！青色さんの応援を糧に更新頑張ります…！ (2017年8月19日 17時) (
レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
青色(プロフ) - どうもはじめまして！小説読ませてもらいました、とても面白い内容で楽しく読んでいます。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2017年8月19日 10時) (レス) id: ebc2e5e0a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霙 | 作成日時：2017年8月17日 22時
