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第36話✦懐かしのルーク先生 ページ44

さあ。今私は誰とどこにいるでしょう?

正解は〜

謎の闘技場跡にレインとルーク・クラーク先生と共にいます!!!

いや、どゆこと?


そう、ルーク先生と言えば面接の時に私のこと殺しかけた人…

謎に呼び出しをくらいまして…てか今まで来なかったのになんで…?

「やあ!Aちゃんに……誰だっけ君。」

にこにこしながら挨拶してくるあたりこの人に恐怖を感じる。

『……あの…帰ってもいいですか…』

「だめ〜」

ですよね。

『ごめんね…レイン…この人なんとなく怖くて…ついてきてもらっちゃった…』

そうひっそりと言うと「別に構わない。」とルーク先生から目を離さずにそう言う。

「やだなぁ。怖いなんて。今日はあんなことしないよっ!」

そうにこにこしながらこちらに近づいてくる。

聞こえてたか……

私はレインを遠ざけつつルーク先生が近づく度に後ろへ下がる。

『なら、なんなんですか…』

そう聞くとルーク先生は

「君、近々死にかけるよ。」

さっきの飄々とした雰囲気を感じさせないような冷たい声でそう言った。

「…それだけ☆」

ルーク先生はまたにこにこと笑いながら話し始める。

「こう見えて、2年間謹慎くらった身だからさ〜?ドンパチやったら次こそ退職させられちゃうのよ〜」

と手をぶんぶん振り回しそう言う。

「それに、そこのツートーン頭くんも…ね?」

首を傾げ気味の悪い笑みを浮かべるルーク先生はただ気持ち悪いとしか言えない雰囲気を纏っていた。

私と同様レインは少し戸惑った表情を浮かべている。珍しい。

「ま、夜道には気をつけなよー?」

今日みたいな新月の夜は特に…そう言うとルーク先生はどこかへ行ってしまった。

「…なんなんだあの教師は……」

レインがそう言うと私は気が抜けたのか膝から崩れ落ちてしまった。

「!?大丈夫か。A。」

『あーーーー!!よかったーーーー!!』

口から出たのはただそれだけ。

「??」

『あの先生…なんかほんとにやな感じするから…また決闘でも申し込まれたらどうしようかと……』


ほんとによかった…危うくレインまで巻き込むかと……


無理して連れてこなければよかった……

私のせいで誰かが傷つくのだけはいやだ…

これからは、少し人と距離を置いた方がいいのだろうか…


そう考えさせられてしまった。

第37話✦遭遇→←宣伝



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うえ - 私、基本オリキャラ苦手なのですが、なぜかこのお話だけは大丈夫でした..!!すごくすきです!応援してます!! (2月12日 22時) (レス) @page42 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
エンジニア - すごく好きです。応援しています (2月3日 9時) (レス) @page8 id: 94c56dfe9c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ドハマりいたしました、ありがとうございますm(_ _)m。最近マッシュル見始めて見終わったとこなので最高です✨✨本当に大好きです✨続きとても楽しみに待ってます!!イベント参加ありがとうございました🙇‍♀ (8月5日 12時) (レス) @page37 id: 90fd568f40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキラ - 了解です (8月4日 20時) (レス) id: 2a204edd5e (このIDを非表示/違反報告)
霙。(プロフ) - ユキラさん» コメントありがとうございます!大丈夫です。出る時にめちゃくちゃ出ます。 (7月27日 22時) (レス) id: 592ea7c460 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://lit.link/p0y0z0  
作成日時:2023年6月20日 21時

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