第21話✦トラブル ページ24
「あはは！いってらっしゃい〜！」
相変わらずな先輩に見送られる。
学校生活2日目が始まった。
昨日までと余り変わらない朝…
ただ。目の前でいじめが始まっている以外は…
突然、目の前で殴り飛ばされた生徒を見てしまった…
「こいつヤベーよw」
「うわ、イヴル・アイじゃんこえー」
イヴル・アイ……？
そういえば本で読んだことがある…
確か、魔法を使えなくする邪眼とか悪魔の眼とか言われてるやつだっけ。
「な…オレの目はただのオッドアイ…そんなんじゃない…」
「は？俺に楯突くわけ？一応俺の親、魔法局に務めてるんだけど？」
親が魔法局に務めてる…なんだ。ただの虎の威を借る狐じゃないか。
呆れつつ話しかけてみる。
『ねぇ、君たち。何やってるの？』
「はぁ？なんだ…よ…っひぃぃぃ」
「…っ！3本線！？」
私が話しかけるといじめっ子たちは腰が抜け床に尻もちを着いてしまった。
え、3本線そんなに怖い？
「ああああ貴方が試験の迷路に巨大な氷を聳え立たせたという有名な……」
あぁ、そんなこともあったな……
『その子、可哀想じゃん。やめてあげなよ。』
こんなヤツらと談話している時間があるなら教室に行きたい…
『それに、イヴル・アイじゃないなら殴り飛ばす理由も無いよね？』
1歩、また1歩と私はいじめっ子に歩み寄る。
『それとも、意味無く人を殴れっていう教育をされてるのかな？魔法局に務めてる親に。』
「「す、すみませんでした〜！！！！！」」
そういじめっ子たちは言い去っていった。
『……はぁ…くだらな……』
「あっ…あの……」
殴り飛ばされた子に話しかけられる。
「ありがとう…助けてくれて…」
『うん。どこか痛いところ無い？』
「ない、です。」
よかった…
にしても酷いなぁ…言いがかりで殴り飛ばしてくるなんて…
『またやられたら私に言ってね。あいつらシめたげる。』
「ぇ？」
『あははっ冗談冗談。』
正直本気で殴ってやりたい。
「そういえばキミ…同じクラスの3本線の…」
『あれ、同じクラスだっけ。』
まずい…クラスメイトなんてエイムズくんくらいしか覚えてない…！
「うん。同じクラスのノア・サンチェス。Aさん…だよね？」
ノアくん。覚えとこう。
『そう、A・セシル。よろしくね。』
「そっか。よろしくね。Aさん。」
そう話し込んでいると予鈴が鳴った。
『あ！教室行こ！』
「うん…っ」
こうして、学校生活2日目。
お友達？2人目が出来た。
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うえ - 私、基本オリキャラ苦手なのですが、なぜかこのお話だけは大丈夫でした..！！すごくすきです！応援してます！！ (2月12日 22時) (
レス) @page42 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
エンジニア - すごく好きです。応援しています (2月3日 9時) (レス) @page8 id: 94c56dfe9c (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - ドハマりいたしました、ありがとうございますm(_ _)m。最近マッシュル見始めて見終わったとこなので最高です✨✨本当に大好きです✨続きとても楽しみに待ってます！！イベント参加ありがとうございました🙇♀ (8月5日 12時) (レス) @page37 id: 90fd568f40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキラ - 了解です (8月4日 20時) (レス) id: 2a204edd5e (このIDを非表示/違反報告)
霙。(プロフ) - ユキラさん» コメントありがとうございます！大丈夫です。出る時にめちゃくちゃ出ます。 (7月27日 22時) (レス) id: 592ea7c460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作者ホームページ：https://lit.link/p0y0z0
作成日時：2023年6月20日 21時
