第11話✦闘い ページ14
一瞬で剣の魔法が炎の魔法を消し去った。
『わ……』
びっくりして口が開いたままになってしまった。
「…大丈夫か。セシル。」
剣の魔法の使い手はさっきまで隣にいたレイン・エイムズだった。
『あ、ありがとう…エイムズくん。』
ここまで激しい魔法のぶつかり合いを見たのは初めてだった。
私の今の魔法はそこまで華やかで派手なものじゃないし、前の身体の魔法も維持できなかった故にぶつかり合いなんてしなかった。
凄い……これがエリート。
エイムズくんが私を気にしている間に相手の生徒はまた炎の玉を打ってきた。
剣の魔法が守ろうとしたが炎の玉が思ったよりも大きく爆風が起きた。
私の前にいたエイムズくんが吹っ飛び遠くまで飛ばされたがすぐに受け身を取ってこちらへやって来ようとした…
のだが……
ズドンッ
エイムズくんは大きな音を立てて消えた。
何事かと思った。ほんとにびっくりした。
まさかの元々迷路のトラップであった落とし穴に落ちてしまったのだ。
え、今落ちる！？
まずい。今、攻撃系の魔法の方いなくなったら死ぬんですけど！？
私の魔法は相手の五感を奪ったり操ったりすることだけ……
視覚を奪う？いや、そんなことして自暴自棄になったりしたら困る。
さっきみたいな大きな炎の玉がここら一体にランダムに撃ち込まれるってことだから…
まずいまずい。今は考えてる暇ないぞ……
「ハハッ……ハハハハハハハ！ざまぁみろ！！」
お前もすぐにやってやる！！と炎の玉が一気に5個も飛んできた。
ぁ……おわった……
そう思い咄嗟に口から出てきたのは、前の身体の魔法の名前だった。
そう、前の私が維持できずにずっと使いこなせなかった魔法の名前。
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うえ - 私、基本オリキャラ苦手なのですが、なぜかこのお話だけは大丈夫でした..！！すごくすきです！応援してます！！ (2月12日 22時) (
レス) @page42 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
エンジニア - すごく好きです。応援しています (2月3日 9時) (レス) @page8 id: 94c56dfe9c (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - ドハマりいたしました、ありがとうございますm(_ _)m。最近マッシュル見始めて見終わったとこなので最高です✨✨本当に大好きです✨続きとても楽しみに待ってます！！イベント参加ありがとうございました🙇♀ (8月5日 12時) (レス) @page37 id: 90fd568f40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキラ - 了解です (8月4日 20時) (レス) id: 2a204edd5e (このIDを非表示/違反報告)
霙。(プロフ) - ユキラさん» コメントありがとうございます！大丈夫です。出る時にめちゃくちゃ出ます。 (7月27日 22時) (レス) id: 592ea7c460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作者ホームページ：https://lit.link/p0y0z0
作成日時：2023年6月20日 21時
